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この機会を逃すと一年後まで我慢せねば。一年に一度のカシミアセーター受注会が開催。

こちらのニュース、ほぼ一年前のものですが、当時大きな反響がありました。

〈田中さんのセーター〉は、一年たった今も、オンライン販売も通常の店頭販売もしていません。

このセーターは、長らくファッション業界でバイイングを手がけ、現在はファッションリサーチ会社を主宰する田中さんという方により作られています。その創作の原点は、自分が着たい、買いたいと思うシェットランドセーター型のカシミヤがなかった、だから自分で作ったというもの。そしてそれが友達の間で評判となり、それだけほしい人がいるなら、と一般向けにも提供するようになりました。ただし、いくつかの店舗でのオーダー制という非常に限定されています。

そのわずかな店舗のひとつとして、2019年1月5日(土)~1月14日(月・祝)で開催されるのが、原宿の「フーク(HOEK)」です。

今回のラインナップはこちら。

シェットランド型として5色。編み地は、5ゲージ(ローゲージ)という、やや太めの糸使い。編み地もやや甘めでふわっとした触感です。デザインは、シェットランド島の漁師さんの定番。やや横長のネックとラグランのカットはオリジナルデザインです。ブランドの考えるおすすめの楽しみ方として、(男女共に)海の男になったつもりで乱暴にかぶって着てみてください。400g前後とたっぷりの重量感が何とも贅沢です。

クルーネックは、4色展開。編み地は、12ゲージ(細かいミドルゲージ)という、細めの糸使いで整えられています。緻密な編み地が肌に心地いい。デザインは、裏毛のイメージの強いスウェットをカシミヤセーターにし、スポーティーなデザインにカシミヤの上質感をプラス。ブランドの考えるおすすめの楽しみ方として、フィラデルフィアのロッキーのように、毎日のトレーニングに着て欲しいのだとか(笑)。カシミヤでワークアウトなんてのもいいですね。

Vネックは、3色。 編み地は、12ゲージ(細かいミドルゲージ)。細めの糸使いによる編み地で、起毛加工によりヘアリーな表情です。デザインは浅いVネック、襟の空きがやや広く、後ろネックラインがU型。見たことがないユニークなバランスと言えます。

タートルネックは、2色。 編み地は、7ゲージ(ミドルゲージ)による太めの糸使いでざっくりとしています。程よい肉感が着用時の安心感へとつながります。デザインは、ネックは少し緩め、折り返さずにくしゅくしゅにしたり、折る際には内側へ折ってみたり。少しドロップショルダーです。ブランドの考えるおすすめの楽しみ方は、田舎のおじいちゃんが昔着ていたような懐かしいムードを味わってみてほしいとのこと。カシミヤのトックリを部屋着にするのが憧れだったそうです。


カーディガンは、2色。編み地は12ゲージ(細かいミドルゲージ)。起毛加工でふっくらしたタッチを楽しめます。デザインは、ボタンなし。前中心は重ならず、ウエスト部分は若干シェイプ。

カシミヤシルクVネックは、3色。 シルクをたっぷりと使い、カシミヤをブレンドした繊細な編地です。

あとは、袖の形をアレンジした、スリーブマフラー4色や、 小ぶりなプチマフラー6色などもそろいます。

今回の新作は、タートルネックとカーディガンの2型です。

価格は、店頭にてご確認ください。お伝えしておくと、卸しをしていないので中間に人が入らず、市場価格の50%〜60%ほどという良心的な価格を実現しているそうです。

この届け方だからこそ実現している、品質と価格の絶妙なバランス。店頭で作り手にそのこだわりを直接聞けるということも含めて、この催しの楽しさは、ほかではめったに味わえないはずです。

Text_Shinri Kobayashi


「毎日着たくなるカシミヤセーター」受注販売会
会期:2019年1月5日(土)~1月14日(月・祝)
店舗:HOEK
住所:東京都渋谷区神宮前5-12-10鈴木マンション406
電話:03-6805-0146
営業:12:00〜20:30(※会期中無休)
※通常19時までのところ20時半まで営業
※商品は受注後、秋頃のお渡しになります。
※お支払いは受注時にお一人1万円をお預かりし、残金はお渡し時にお支払い頂く形となります。
※どなたでもご自由にご来店ください。
www.hoek.jp
@hoek_shop

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