〈ディーゼル(DIESEL)〉といえばデニム。そう言い切ってもいいぐらい、このブランドにとってデニムは重要なアイテム。クリエイティブディレクターのグレン・マーティンスは、そんな〈ディーゼル〉のアイデンティティを、彼なりの視点で再解釈し、進化させようとしています。以前フイナムで特集した「ディーゼル ライブラリー」もそのひとつ。
そして今シーズンもまた、既存の価値観を更新するデニムコレクションがデビューしました。その名も「ディーゼル・リハブデニム」。まずはイメージムービーからご覧ください。
「ディーゼル・リハブデニム」は性別を問わないオールジェンダーに向けたコレクション。今季は、オーバーサイズのボンバージャケットや、ジップアップのトラッカージャケット、アシンメトリーのAラインスカートなどがランナップします。
各アイテムは、アシッドウオッシュ、ブリーチ、そしてヴィンテージ・インディゴとグレーを組み合わせたシャドウ、このいずれかのウォッシュ加工が施され、買った瞬間から特徴的な色落ちが楽しめます。
なかでも一際目を引くのが、モンスターカーゴパンツ。極太のシルエットに、大小さまざまなポケットとジップをあしらった、インパクト抜群の一本になっています。そして、このデザインでいて、ウエストはイージー仕様と、快適性も備えているのは嬉しいところ。
そして、「ディーゼル・リハブデニム」の最大の特徴は、このコレクションがサスティナブルを意識したアプローチであるということ。
紡績や裁断で出た切れ端を新しい糸として再利用するほか、リサイクルコットンや廃棄物からつくられたリサイクルポリウレタンなど、再生素材を使用。さらに、ドライインディゴ®テクノロジーと呼ばれる技術によって、デニムの染色工程における水や化学薬品の使用量を大幅に削減することに成功しています。
ことさらサスティナブルを強調するわけでなく、ファッションを通じて、環境へ目を向けるきっかけをつくる。〈ディーゼル〉というグローバルブランドが、そうした取り組みを積極的に行っているのは非常に有意義なことだと思います。
デニムの新たな可能性を示す「ディーゼル・リハブデニム」は、〈ディーゼル〉の公式オンラインストアと一部の取扱い店舗で販売中です。