vol.29
NIKE FOOTBALL
ワールドカップイヤーの2010年に
NIKE FOOTBALLが送り出す新商品。
本年、2010年はフットボールファン待望、4年に一度のワールドカップイヤーとなります。この度「NIKE FOOTBALL」から、最新の技術を搭載した新スパイクと、ブラジル代表を初めとする9カ国の新しいナショナルチームのユニフォームが発表されました。フイナムでは、発表会が行われたロンドンまで飛び、現地取材を敢行してきましたので、その全貌をレポートいたします。
最新の機能を搭載したスパイクが登場!
ワールドカップイヤーということで、とにかく6月の本大会が待ち遠しいところですが、この度「NIKE FOOTBALL」から、新しいスパイクとユニフォームの発表会があるというので、フイナムも喜び勇んで参加してきました。
発表会があったのは、イギリスはロンドン。正直ヨーロッパに行くのが初めてだったフイナムスタッフは、かなり緊張&楽しみモード。しかも、グローバルでの発表となれば、確実に有名選手が来るだろうという読みもあり、とにかく期待大なテンションで現地に乗り込んだのでした。
そんな痛快!ウキウキ通りな気分を裏切るかのように、曇天がお馴染みのロンドンでは、この日も期待に違わず雨...。ですが、まぁ郷に入れば郷に従えとの言葉通り、雨さえも楽しんでしまえと、ロンドンっこを真似して(滞在期間中はほとんど雨でしたが、傘を差してる人はかなり少なかったです。だから、〈バーヴァー〉みたいな服が生まれたんでしょうか??)傘も差さず会場に乗り込んでみました。
会場は元発電所を改装したという工場の跡地のような場所で、かなりインダストリアルな雰囲気。そして、エントランスの所にはデカデカとスパイクのビジュアルが転写されておりました。(右の写真参照)。はやる期待をおさえながら、会場をグルグルしてみると、今までに発表されたユニフォームや、ボールなどアーカイブ的な展示が多数あり、それだけでもフットボールファンには堪らない趣向となっておりました。
そして、時間やや押しながらも、ようやく始まった発表会! 華やかなダンスミュージックと共に、いよいよ彼が登場です! そうクリスチアーノ・ロナウドです!! このためだけにスペインから駆けつけたというロナウドは疲れもあるだろうに、かなりの好青年ぶりを発揮してくれました!
それではここで彼が手に持っているスパイクの簡単な説明を。
今回の「ナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ II」のウリは「NIKE SENSE」という、グラウンド環境によって、スパイクのスタッドが最大3mm伸縮するという機能を搭載したこと。これは〈NIKE〉のサッカースパイク史上初のことだとか。
この技術を搭載するのに、ナイキのデザイン・開発チームは、世界最速の数名のプレイヤー達とミーティングを重ねたとのこと。それは例えば、クリスチアーノ・ロナウド、ズラタン・イブラヒモビッチ、 そして アレッシャンドレ・パトなどなどです。彼らは、ディフェンダーの周辺での加速は、直線で相手を交わすのと同じくらい重要だと強調したそうです。特にロナウドは、「私にとって、最初の一歩による加速が全てです。しかしディフェンダーを交わしながら方向を変えたり、ターンをすることも同時にとても重要です」とのコメントを残しました。
鮮やかなウルトラバイオレットの配色は、ピッチ上のスパイクをより目立たせてくれることでしょう。ちなみに気になる価格は¥50,400(税込み)、絶賛発売中です!
最後に、今回のスパイク「ナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ II」の動画をご覧下さい。スパイクの特徴が十二分に伝わるはずです。
自身の巨大なビジュアルを前に、にこやかに微笑むロナウド。キャンペーンのビジュアルも最大の特徴である裏面のスタッドを最大限強調したものとなっています。
会場の発電所工場跡地を前に、迫力のポートレート撮影をかますロナウド。わかりにくいですが、このスパイクのビジュアル、転写されたものなんです。
フットボール界のスーパースターがすぐそこにいる!ということでテンションマックスな瞬間。着衣の状態でもはっきりとわかる隆々とした筋肉は、トップアスリートの風格を備えていたのでした。
「NIKE SENSE」の特徴をわかりやすくも極端に表現したビジュアル。芝をゴソッと刈り取ってますね。それだけのグリップ力があるということなんです。スリップは選手にとって最大の敵ですからね。