vol.69
Interview with Burkman Brothers
〈バークマン ブラザーズ〉の二人に聞く
ブランドの現在と未来
ブランドのスタートともに名だたるショップでの展開がスタートし、現在も各国で高い評価を得ている〈バークマン ブラザーズ〉。彼らの来日に合わせてインタビューを敢行しました。日本についてのイメージや、ブランドの今とこれから、彼らの思い描く展望などについてうかがってきました。そろそろリリースされる春夏の話もしてくれていますので、ぜひチェックを。
バークマン 兄弟の目に映る"日本"
―今回で、来日は何度目ですか？
バークマン ブラザーズ（以下BB）：Benが5回目で、Dougは10回以上来ていますね。
―〈バークマン ブラザーズ〉を始めてからは 何度目ですか？
BB：3～4回目です。
―日本で好きな場所はありますか？
BB：東京以外のところはまだ行ったことがないのですが、東京の中で印象的なのは、築地です。
今朝も早朝から足を運んで、朝ご飯にお寿司を食べてきました。他のエリアにもすごく興味があって、将来的には色んなところに行きたいのですが、なかなか時間が無くて。
日本中を旅して、地方の街も見て周るのが夢で、前回は京都に行こうと思ったのですが、台風で行けず。あと温泉にも行ってみたいですね、北海道辺りの。
―日本のファッションシーンは、いかがですか？ 街やショップなどを眺めてみた感想は？
BB：いい印象です。1人1人が個性的ですごいスタイリッシュです。オープンマインド（開放的）で、それぞれ個人個人のスタイルを持っていて好印象ですね。
―好きなブランドって、ありますか？
BB：〈ラルフ ローレン〉。あとは〈ジャーナルスタンダード・ホームステッド〉〈ビズビム〉〈Ｊ.クルー〉〈ホワイトマウンテニアリング〉です。
―日本のブランドもよくチェックなさっているんですね。
ニューヨークのファッションと、東京の差は感じられますか？
BB：ニューヨークでは、個人個人が意識して同じ方向のトレンドに向かっていく印象だけど、東京は1人1人が個性的な発信をしている印象を受けました。 例えばニューヨークは、世界的にもパリとかミラノとか同じようにトレンドを追ってる傾向があるけど、東京の場合は個人個人にすごいパワーがあって各自が表現している印象があります。
―マーケットとしてはどんな印象ですか？
BB：すごくポジティブなレスポンスを受けていると思います。
Ben Burkman
Doug Burkman