vol.95

編集部員による「超」私的・東京スポットガイド

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ゴールデンウィーク終盤をたっぷり堪能できる!?
フイナム編集部員のプライベート東京ルートを公開!

つ・い・に......、ゴーーールデン・ウィ〜〜〜クっ! なんて喜んでいたのも束の間。気づけば残り数日。フイナムをご覧のみなさまはどう過ごされますか? フイナムを見ているってことは予定が無いのでは? そんなアナタのために、知られざる編集部員たちの休日の東京ルートをブログ形式で完全ドキュメント。このルートを参考に、残りわずかのゴールデンウィークを楽しんで頂ければ幸いです!

編集部員Kの場合@渋谷・青山
一日で完全網羅! 渋谷・青山雑食巡り。
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今回、編集部でも一番下っ端の自分が案内するのは、渋谷・青山という王道エリア。連日あらゆるメディアで取り上げられているエリアとはいえ、いざ"案内"と言われると......むつかしい。そこで、今回はGWに渋谷を訪れた観光客のために、大好きなファッションから大都会に潜む癒しのスポットまで、一日で完全網羅できる雑食プランをご提案。
11:30_いきなりボウリング!?
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3フロアでも週末は人で溢れ返ります
昼なのにムード満点の店内
渋谷駅東口到着。"あらゆるスポットを網羅する"。この至上命題をクリアするべく まず向かったのは、夜な夜な渋谷の若者たちで賑わう「シブヤボウリング」。爽やかな午前中は爽やかにスポーツで汗を流す。休日の真っ昼間から、この上ないスタート。
12:30_腹を満たしに向かった先は...
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カウンター席のみの店内。テラス席もあります
ボリューム満点。これにドリンクがついて900円
1時間の独りボウリングはさすがに飽きてきたので、お昼ご飯を食べに、近くの「ウーピー ゴールド バーガー」へ。最近、中目黒から引っ越してきたこちらのお店。ボリューム抜群のハンバーガーはオープン以来、渋谷界隈で話題を独占。溢れ出る肉汁は、ボウリングで流れ出た汗を帳消しに。
13:30_休日といえば、やっぱり映画観賞。
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コンクリート打ちっぱなしの外観。
他にも面白そうなのが上映してました。
お腹も満たされ、若干の眠気を感じながらやって来たのは「シアター・イメージフォーラム」。ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠、クロード・シャブロル監督の映画『引き裂かれた女』を観賞。学生時代、同監督の作品を嫌というほど観させられたこともあり、若干の懐かしさに浸りながら楽しんでいると、強力な睡魔が。
16:00_話題のセレクトショップは気になるアイテムの宝庫です。
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これが話題のショップの外観。
〈ウミットベナン〉のショーツ
パツキン美女との不条理な恋に溺れてみたい衝動(映画の感想)を手みやげに映画館を出ると、涼しい風が頬をなでるように現実へと引き戻してくれます。モテるためにはオシャレからということで、話題のセレクトショップ、「スーパー エー マーケット(SUPER A MARKET)」へ。〈ウミットベナン(UMIT BENAN)〉のショーツに恋心を抱いたことにより、パツキン美女との妄想二股が発覚。どちらか一方を選ぶまでは購入できまいと、渋々店をあとにしました。
17:00_日本を代表する巨匠のアトリエへ。
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この日も、たくさんの観光客で賑わっていました。
庭には大きな作品が。
続いては、アートを堪能。今年生誕100周年を迎えた、岡本太郎の記念館へ。生前、アトリエ兼住居として使用していたこの建物は、氏の息吹を感じることができる貴重な空間。現在展示中の作品は『生命の樹』。こちらは大阪万博以来、およそ40年ぶりの再現ということなので、この貴重な機会をお見逃しなく。
18:00_近所に来たら必ず立ち寄るお店。
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この看板が目印。
こじんまりとした入り口。
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奥にはカフェ、手前にはギャラリーが併設。
見やすく陳列されたアイテムがズラリ。
日本の偉大な芸術家に触発されたあとは、お気に入りのショップ、「ユトレヒト」へ。ベテランから新進気鋭の実力派まで、国内外のクリエイターの写真集やアートブック、雑誌、ZINEなどを、新旧問わずセレクトしているので、アッと驚く発見も。書店としてだけでなく、ギャラリーとカフェスペースも併設されているためついつい長居。
19:00_南青山随一の癒しの地へ。
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さすがに店内は撮影できないので外観を。
オシャレなロゴが目印です。
すっかり歩き疲れてすでに疲労困憊。そんな時は南青山の秘湯、「清水湯」に限ります。シャンプーや歯ブラシセット、バスタオルなど入浴に必要なものは全て揃っているため、手ぶらでOK。料金も安くゆったりとくつろげる、まさに都会のオアシス。
20:00_締めのビールは知る人ぞ知るあのお店。
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青山通りから一本入ると現れます。
3フロアあるから驚きです。
コーヒー牛乳に断腸の思いで別れを告げ、最後に向かったのは多くの業界人も集う(?)店、「うどんすき中西」。外観は周囲のおしゃれな景観を一切無視した、我流の佇まい。これぞ大衆居酒屋の王道。風呂上がりの乾ききった体内に、冷えたビールを流し込み枝豆を食らう。一日の疲れが吹き飛んだ瞬間であります。

スポーツに始まり、食、映画、ファッション、アート、本、風呂、酒と駆け足でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? 一人でも複数でも、男性でも女性でも、たった一日で、なおかつ徒歩で楽しめる渋谷・青山の旅。東京は無限の可能性で溢れています。
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