sleep no more!
2012.10.03
"マクベスは眠りを殺した..."
シェイクスピアの「マクベス」の中で発せられる有名なこの台詞。
この作品を読んでいない私はなんのことやらさっぱり。
実は、これがNYで体験してきた新感覚アートショウ。
つい先日NY出張に行っていたkate spadeのPRの子から、
「とにかくおすすめ。あんまり説明するとネタバレしちゃうから言わないけど、行ってみて。」
とだけ言われるままに、なんだかすごく人気ということで出張前に日本からオンライン予約。
わかっていることは、シェイクスピアのマクベスがベースになった体験型演劇ということだけ。
期待と不安を胸に、sleep no more体験してきました。
全部書くと、それこそネタバレしちゃうので、万が一これから観るかもしれない方の
ためにさわりだけにしておきますね。
チェルシーにある廃墟のホテル「The Mckitrick Hotel」
ここがその"sleep no more"の会場。
廃墟ホテルて...ねぇ...
IDチェックを済ませると、荷物は全てクロークに預けなければいけないというシステム。
この時点で、え!なんで荷物持ってちゃいけないわけ?!疑問と不安は深まります...
そして受付にて1人1枚配られる意味深なトランプ。

まるで富士Qハイランドの「戦慄迷宮」のようなちょっとした迷路のあと、
そこに広がるのはスウィンギング・ジャズの流れる素敵なバー!
ほっ、と一息。へぇ~なんなのかしらね~と、小粋に流行りのアブサンパンチを飲んでいると、
ステージに現れるタキシードを着た男性。
「1~5番のトランプを持っている方、集まってください」
ど
き
|
ん
!
ちょ、私、6番なんだけど...!!
何々、一体どういうこと??
どうやら、受付で配られたトランプによって、一緒に来ている連れと
ばらばらにされてしまうらしい!不安はピークに。
隣のカップルも男女ばらばらにされたようでテンパっているし...
そしてそんな会場の不安をよそに、タキシード姿の男性はまた、
「6番のカードをお持ちの方、どうぞ」
...。
愕然とする私に、連れの友人も「仕方ないよ、行ってきな」の一言。
えーん!!!ロクデナシ!!人でなし!!
仕方なく私は一人でその集合場所へ...
そこへ行くと、魔女みたいな女性から1人1人マスクを配られ、
ものものしい口調で、ここからはこのマスクを必ずつけないといけないと
いう説明。そしてもし不安や孤独を感じたら、私はここのバーにいるから、
いつでも戻ってきてね、と。ありがとう...でも、怖いよ...。
そして大型のエレベーターに乗せられるわたしたち。
これからわたし、一体どうなってしまうの...???
不安が最高潮になるなか、エレベーター内にいる男性がわたしたちに
語りかけます。
「ここで起きるすべてのこと、またそこにあるもの、そこにいる人、
そしてあなた自身、全てのものに対してリスペクトしてください」
すると、とあるフロアにエレベータが止まり、
私と目が合うと、
「Lady, you're first.」
?!
う
っ
そ
|
ん
!
そんなわけでわたくし、たった1人、真っ暗なフロアに降ろされてしまいました...
...というわけで、これはほんの序章。
そこからはじまるめくるめく冒険とファンタジーについてはあえて割愛します。
ネタバレしちゃうからね!
感想としては、想像を遥かに超えて面白い体験でした!
まず、マスクを被ることによっておきる「個」の喪失感。
そして"恐怖"がしだいに"地的好奇心"にシフトしていく感覚。
「マクベス」を観ておいたほうが楽しめるのでしょうが、
まっさらな状態で行っても味わえる非日常感!
これは、病みつきになります。
ちなみに、私が予約した9月の時点では、今年の11月3日までの
開催だったのですが、なんと、今日見てみたら来年の1月に延びてました!
ので、まだまだチャンスはあります。し、どんどん延期しているみたいなので
もっと延びるかもしれませんね。
これからNYへ行く予定のある方、必見です!!!
東京にも来て欲しいな~!
仮面〓れいな〓舞踏会





