美人大国 - 衣.食.旅（小林二郎）

アメリカの田舎町で靴探しをする際、突然へんなアジア人が来て開口一番「古い靴
を出してくれ」なんて言ってもなかなか話は進まない訳で、店主とのコミニュケーションもとても大事なんです。

とはいっても私の英単語量は中学生レベルいやそれ以下、ルーティーンになってる靴の話なんかだったらなんとかなるものの、困るのが政治経済のお話や昔話、たまに武勇伝なんかも.....　もうこの辺は話半分も理解出来なくなってくる。

ある店で、店主は珍しくアジア人のおばちゃん。
話をすると親日家の中国系フィリピン人、そんな彼女が一番興味を持っている日本の話題は、ミスユニバース'06準ミス '０７優勝 するなんて日本には凄い美人がいっぱい居るんだろ？いったい今年はどんな美人が日本代表になるんだ?
英語が解らないだけでなく、日本語でも会話に上らない話題になんて答えたら良いか思わず笑顔で黙ってしまった。

その後もおばちゃんのマシンガントークに話半分で付き合うも結果 靴は何も見つからず、次の店へと急いだ記憶が。あの時 別れ際にでも「日本にはもっと違ったタイプの美しい女性もいいっぱい居ますよ」と言えればよかった。

フィリピン人のおばちゃんはきっと日本代表を応援してくれてますよ。