衣.食.旅
小林二郎
メイド イン ワールド ディレクター
1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp
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Zip code
2012.02.28
アメリカのセルフガソリンスタンドではZip code(郵便番号)を要求される機械が増えてきてます。
昔は、適当な番号を入れていれば大丈夫だったのですが、最近はカード不正利用防止の為に請求先の住所(アメリカの)の番号を入れないと使えないみたいです、一日に何回も給油をする我々はその都度レジまで行くのが実にめんどくさい、これじゃセルフの良さはまるでありません。
そんなアメリカでかなり重要な意味を持たせているZip code が採用され始めたのは1963年から、アメリカの郵政事業庁郵便の仕分けをコンピューター化して効率化する目的で作られたそうです。
(またカリフォルニアの事をCAよかニューヨークの事をNY等とアルファベット2文字で表現しだしたのもこの頃からだそうです)
それがどうした? って感じですが、我々にとってはとても大事、こういった事を用いて年代判別の参考に使うのです。
今回入荷したTONY LAMA オリジナルの箱に入った完品、革の鞣しも最高です。
アーチの部分の作りも素晴らしく、ヒールも古い物が使われています。
そして靴箱の中に入っていた"Business Reply Card" Tony Lamaの住所にZip codeが書かれていません。
また箱には靴屋へ送る送り状が貼られていましたがこちらにもZip codeは見当たりません。
1963年時点で既にウエスタンブーツ大手であったTONY LAMA がBusiness Reply CardにZip codeを乗せなかったとは考えづらいので、それ以前の商品である考えたりします。
(箱と中身がマッチしてない可能性もあるのであくまでも参考程度ですが)
まだTONY LAMAは勉強不足ですので、私の見解が外れていてそれより最近の物であったり、またはとてつもなく古い物かもしれませんが、今後いろいろな資料を元により精度を高めてゆきたいと思います。
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