California Love
小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年２月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。
www.countyline.jp
inspirationla.com
トートバッグをカスタムする：茶碗おじさん編
2012.07.26
HERITAGE LEATHER CO.で開発したステンシル型下げ札ですが、方々で好評を得ております。
そこで、本ブログでは「トートバッグとステンシルと私」という企画を不定期でお届けしたいと思います。
記念すべき第一弾は"茶碗おじさん"でおなじみ、KING-O-WEARのディレクター三宅さんにお願いしました。なぜ"茶碗おじさん"と呼ばれているの？と思ったかたは、コチラをご覧ください。三宅さんのライフワークを垣間見ることができます（※エロサイトへのリンクではないのでご安心ください）。
ベースモデルは定番トートバッグのハンドルをホームランレザーに変えた7717HR（※ホームランレザーはグローブを作る柔らかくて頑丈な革です）。4月に投入して、アッというまにソールドアウト。8月に再入荷する人気のモデルです。
まずは前回同様に下準備。すぐにスプレーをシューッとやりい気持ちを堪えて、下準備を行います。
妙なところだけ几帳面なAB型の三宅さん。新聞紙を切り抜き、丁寧にステンシルをセットします。AB型のAの部分が出ています。
ちなみに、ガサツなO型の私がやるとこんな感じ。コピー用紙とステンシル型をバッグの上に置いて、すぐにスプレーをシューッとやりました。セットアップからシューまで1分。
仕上がりは。。。やはり下準備が明暗を分けます。ベースモデルは今夏にリリースしたミニトートバッグ。「52」の文字を外して、「HL」のみをステンシルしてみました。なぜ「52」を外したのかって？ 嫁に聞いてください。
几帳面な三宅さんの仕事をシークエンスでご紹介。マスキングも完璧。
スプレーをシュー。ここが一番楽しい。
そ〜っと新聞紙を剥がし
ステンシル型を剥がす。
この瞬間、テンションが上がります。
一丁上がり！ではないんです。妙なところだけ几帳面な三宅さんはもう一手間加えます。
「HL」と「52」を横並びにする。
新聞紙でマスキングして、もう一度シュー。
「HL」と「52」の文字を横並びにすることによって、ミルスペック感が出ました。さすがです。
使用前、使用後。鏡越しに、自分のカスタムトートを眺める三宅さん。満足気な表情です。
今回はステンシルの他に、スナップボタンも取り付けました。ただ、スナップ取り付けには専用の道具が必要なので、簡単にはできません。よって、スナップボタン取り付けの工程は割愛させて頂きます。
三宅さんのデスクに置かれたステンシル入りのトートバッグ。素敵です。
下準備は完璧でしたが、喜びのあまりペンキが付いたステンシル型を触ってしまった三宅さん。AB型のBの部分が出ました。
祭りのあと。
出でよ！次なるチャレンジャーよ！
蔵前のBおじさんかな？ SDのう゛ぁんずおじさんかな？ Nノユニバースのヒゲグルメかな？ セブンのT村さんかな？ 我こそはステンシルに自信あり！という業界関係者/アーティスト/メディア関係者の方々、COUNTY LINEまでご一報ください。自薦他薦は問いません。
COUNTY LINE 03-6809-0457