甘い - 土（松井智則）

食べ物がとても好きだった10代と20代前半。

一滴も飲めなかったお酒が

初めて社員になったPGMという会社で

すごい飲んでは吐いて

飲んで吐いているうちに

飲めるようになった。

が、それと同時に甘い物への執着を忘れる。

先日、スタッフの新居で出たデザートは

そんな甘い物嫌いの私もすっきり食べられた。

しかも男の子が苦手ないも系のかぼちゃ。

が、すごいさっぱりしていておいしい。

バレンタインには色んな方がチョコレートをくれた。

まったく普段食べないのに、なぜかおいしく食べられた。

疲れているのかな？

体がひとつ食べると二つ、三つと求めはじめる。

そして台湾で出会った甘い女の子。

彼女はもちろん食べられないが（やらしい意味じゃなくてね）

会話は甘く切なかった。

私、歳をとりました。