紙飛行機で宇宙旅行。 --ものについて。時々酒と、下ネタと。--
Ray and LoveRock
「写真を撮る人」
Ray and LoveRock(れい あんど らぶろっく)写真を撮る人、ファッションエ ディターでもある人。フツウの人ではありますが、生きることはどちらかという と下手です。文章もロックンロールしていければ良いなぁ。「ものや写真、少し はカルチャーのことなんかを書いていきたいですが、お酒のこと、下ネタも好き なんで、お付き合いください」
http://blog.livedoor.jp/rayandloverock/
50センチが止まらない!?
2012.05.21
☆大変申し訳ございませんが、どうやらぼくの読者はお昼休みに軽く読んでいらっしゃる方も少ないとか。この文章、少なくとも食事の前に処方されないよう、ご注意いただければ幸いと存じます。(ぺこり)

50センチなのだそうだ。
そんなわけで、50センチについて考えてみた。
50センチとはセンチメンタルな女子が50人いる、そんなぼくがプロデュースするアイドルパフォーマンスグループのこと。な訳はなく、あくまでも、50センチメートルなんである。
なんであるが、この50センチが自分のなかでは超問題なんである。
考えてもみてくれたまえ、50センチだぞ! たかが50センチ、されど50センチ。長いと思えば、長い。短いと思えば短い。そんな長さである。
例えばチンコが50センチ!
オー マイ ガー!である。昔イタリアで何気なくつけたテレビでおもむろに映し出された洋ピン(洋ものピンクの意味ね)に出てきた男優はそれくらいあったが、あいつは宇宙人だったんだ、あれはチンコではなく交信するための触覚みたいなもので、地球人の女性から地球の情報を取り入れていただけなんだ、といまでも信じている。
ウンコが50センチ!
これまたすごい一本グソである。和式の便器からはまるでスネークショーのようにケツ側の便器の縁を乗り越えて、「こんにちは!」と世界にセイハローしたことであろう。洋式だったとしても、便器の底に土台を作り、している本人さえ持ち上げ、便座ならぬ便そのものに座る図、頭のなかで描けるほどの長さである。50センチのウンコとはかくも強烈なんである。
足のサイズが50センチ!
ジャイアント馬場の16文を超えた、日本人最大の大足! その足に踏まれたものは骨はおろか、一滴残らず血液も絞られてしまうほどの圧力を持つ、大迫力の巨大な足! シューズはまるで、「ビッグサイズの靴あります!」という看板の横にぶら下がっている、まるで見せしめのような巨大スニーカー。その靴のなかで赤ん坊がぐっすり。タイヤをつければベビーカーにもなる。一家に一足、重宝するシューズ、それが50センチの靴の正体だ。
まあ、50センチがどれだけ恐ろしいものか、おわかりいただけたかと思うのだが、ぼくにとって、もっと恐ろしい50センチが目の前に君臨していた。
それは、土曜日の午後のことだった。午前中は、いつものように大学の相談室に入り、楽しくシモの相談を受けていた(文章の流れ上書いているが、こういうことを書くと、真に受ける人がいるので一応言っておくけれど、ちゃんと相談もし、テラスや、カフェのような学食で昼メシを食べる自分を想像するだけで、なんかカッコ悪いなぁ、と感じてランチを学食らしいガッツリ飯系で食べて、出がらしのような緑茶をすすり、さあ、また相談室へ、と思った矢先、お腹急降下! 学食のラーメン&チャーハンに小カツ丼までつけたレイジアゲインストダイエットな食事におれの上品な腹が反応したようだった。腹のなかの激しいビーとはまさしくRAGE AGAINST THE MACHINE。それとも、昨日の夜のRED HOT CHILI PEPPERSか?
なんでも良い。とにかく、今おれが行きたいのは天国でも、夢の中でもない、紛れもなくトイレだ。
というわけで、大学のトイレに入ったのであるが、そこでビックリ仰天! やっぱりイカ天! おれの顔では目がもう点!
とんでもないコピーが目に飛び込んできた!
「日本人の平均は50センチです」
わざわざ、50センチのガムテープまで壁に貼ってあって、おれをロープに追い詰めるように比べてみろと促しているようだった。おれのウンコは緊張に耐えきれず、肛門でSTOP!
DON'T STOP ME NOW!である。急降下したお腹を元の上昇気流に戻すことがパイロットであるおれの使命。ここはしかっりとレバーを握り、一発抜いてから、ってそうじゃないだろう! レバーをしっかり握り、お腹を上げていかねばならないのだ首相。ケツからドジョウがこんにちは、である。
いや、話を50センチに戻そう。
がーん! なのであった。薄々感づいてはいたが、やはり......。歌麿もビックリであろう。日本人のチンコはでかいでかいと思っていたが、大学でこんなことを調べていたなんて!
と思いきや、50センチはトイレットペーパーなんであった。
しかし誰だ、こんな下らないことに――おれの腹は下っているのだが――時間と金をかけて、なに調べてんだ、である。
しかし、考えてみると、これほど怖い統計もないだろう。恐ろしくて、書いていることも怖くなる。
だって考えてみてほしい。トイレットペーパーをどれくらいの長さ、使っているかなんて、いったいどうやって調べるというのか?
シングルか?
ダブルか?
これだけだって、ずいぶん長さは違うだろう。同じ50センチだって、倍だぞ。
出口調査か?
これほど恥ずかしい出口調査もないだろう。ウンコして、ズボン上げて、ドアを開けて手を洗って、外に出たら......。イヤそうじゃないだろう。出口調査員は何食わぬ顔をして、すでにトイレに潜入取材。個室に入って、気持ちよくウンコして、ドアを開けたら、待ってました! とばかりの出口調査員。ウンコの臭いを嗅ぎ分けて、ターゲットを絞る、出口調査員。
「すみません、出口調査の調査員ですが、今、あなた、ウンコされていましたよね?」
そう、まずここで念を押されるはずだ、ウンコをしていたか否かを。
そして、こういうのだ。
「トイレットペーパーを何センチ使いましたか?」
とね。
そして答えるやつも答えるやつなんだが、答えにも窮するだろう。少なく申告したら、あとで脱税だ何だとケチをつけられるだろうし、って、税金の申告ではなかった。脱線やめっちゅうの!
短く答えれば、"わ、こいつ汚ねえ! ウンコちゃんと拭いているのかよ!"となるわけだし、長く答えれば、"エコじゃねえなぁ"と勝手に思われるわけである。
問題は何センチだと短くて、何センチだと長いのか? その塩梅が難しいのである。ウンコが手に付かない程度でありながら、エコでもある塩加減。カレー味のそれは塩加減よろしくて、口のなかで広がる香りが......、書いていて気持ち悪くなったのでこれ以上脱線するのはマジやめる。
もちろん、シングルなのか、ダブルなのか、にもよるのだけれど。
しかし、50センチの平均はないだろう。5メーターっていう強者から、10センチってやつまでいないと、平均50センチにならんだろう。拭かないってヤツが何人かいて、そいつらが平均値を下げていると見たね。
どう考えたって、50センチ以下で拭けるなんて、考えにくいだろ(って、拭かないのも怖いが!)。
自分のことを考えてみても、である。
ぼくはだいたい、考えたりしながらトイレットペーパーを引っ張るのがイヤなんで、まずは(それでもエコとか考えて)シングルにしている。それでカラカラ~である。ぐるぐるぐる~って巻き取ってみたり。そして自分のウンコを拭く紙の長さを計るなんて(なんとなくだが、品がない気がして)できないのだが、目測でおよそ1.5メーター。エコではなかった。
だがダブルのやつの75センチに匹敵はする。だいたい、ダブルでも50センチじゃ指にウンコがつくと思っているし、50センチ以下のやつのパンツは絶対にウンコがついているか、もしくははじめからプリミティブに手で拭いているのである(断言)。
まあ、そんなウンコ紙ごときにいちいち気を使ったり、長さをおもんばかってみたり、そんなちっぽけな男になりたかぁないね、ぼかぁ。ぼかぁって誰だよ! 森田健作か?
そんなわけで、一晩考えたのだが、便所紙を50センチなんて、やめとけ、である。ウンコが指につくからね。トイレットペーパーの平均を調べたあんたも、な。
余談をひとつ。
昔ぼくは、出口調査をイデグチさんという人がやっている調査会社なんだとばっかり思い込んでました。所ジョージさんは月極駐車場を月極(げっきょく)さんっていう人が経営する、すごいチェーン駐車場だと思っていたらしいが、そんな感じです。
くだらなくてすみません。

50センチなのだそうだ。
そんなわけで、50センチについて考えてみた。
50センチとはセンチメンタルな女子が50人いる、そんなぼくがプロデュースするアイドルパフォーマンスグループのこと。な訳はなく、あくまでも、50センチメートルなんである。
なんであるが、この50センチが自分のなかでは超問題なんである。
考えてもみてくれたまえ、50センチだぞ! たかが50センチ、されど50センチ。長いと思えば、長い。短いと思えば短い。そんな長さである。
例えばチンコが50センチ!
オー マイ ガー!である。昔イタリアで何気なくつけたテレビでおもむろに映し出された洋ピン(洋ものピンクの意味ね)に出てきた男優はそれくらいあったが、あいつは宇宙人だったんだ、あれはチンコではなく交信するための触覚みたいなもので、地球人の女性から地球の情報を取り入れていただけなんだ、といまでも信じている。
ウンコが50センチ!
これまたすごい一本グソである。和式の便器からはまるでスネークショーのようにケツ側の便器の縁を乗り越えて、「こんにちは!」と世界にセイハローしたことであろう。洋式だったとしても、便器の底に土台を作り、している本人さえ持ち上げ、便座ならぬ便そのものに座る図、頭のなかで描けるほどの長さである。50センチのウンコとはかくも強烈なんである。
足のサイズが50センチ!
ジャイアント馬場の16文を超えた、日本人最大の大足! その足に踏まれたものは骨はおろか、一滴残らず血液も絞られてしまうほどの圧力を持つ、大迫力の巨大な足! シューズはまるで、「ビッグサイズの靴あります!」という看板の横にぶら下がっている、まるで見せしめのような巨大スニーカー。その靴のなかで赤ん坊がぐっすり。タイヤをつければベビーカーにもなる。一家に一足、重宝するシューズ、それが50センチの靴の正体だ。
まあ、50センチがどれだけ恐ろしいものか、おわかりいただけたかと思うのだが、ぼくにとって、もっと恐ろしい50センチが目の前に君臨していた。
それは、土曜日の午後のことだった。午前中は、いつものように大学の相談室に入り、楽しくシモの相談を受けていた(文章の流れ上書いているが、こういうことを書くと、真に受ける人がいるので一応言っておくけれど、ちゃんと相談もし、テラスや、カフェのような学食で昼メシを食べる自分を想像するだけで、なんかカッコ悪いなぁ、と感じてランチを学食らしいガッツリ飯系で食べて、出がらしのような緑茶をすすり、さあ、また相談室へ、と思った矢先、お腹急降下! 学食のラーメン&チャーハンに小カツ丼までつけたレイジアゲインストダイエットな食事におれの上品な腹が反応したようだった。腹のなかの激しいビーとはまさしくRAGE AGAINST THE MACHINE。それとも、昨日の夜のRED HOT CHILI PEPPERSか?
なんでも良い。とにかく、今おれが行きたいのは天国でも、夢の中でもない、紛れもなくトイレだ。
というわけで、大学のトイレに入ったのであるが、そこでビックリ仰天! やっぱりイカ天! おれの顔では目がもう点!
とんでもないコピーが目に飛び込んできた!
「日本人の平均は50センチです」
わざわざ、50センチのガムテープまで壁に貼ってあって、おれをロープに追い詰めるように比べてみろと促しているようだった。おれのウンコは緊張に耐えきれず、肛門でSTOP!
DON'T STOP ME NOW!である。急降下したお腹を元の上昇気流に戻すことがパイロットであるおれの使命。ここはしかっりとレバーを握り、一発抜いてから、ってそうじゃないだろう! レバーをしっかり握り、お腹を上げていかねばならないのだ首相。ケツからドジョウがこんにちは、である。
いや、話を50センチに戻そう。
がーん! なのであった。薄々感づいてはいたが、やはり......。歌麿もビックリであろう。日本人のチンコはでかいでかいと思っていたが、大学でこんなことを調べていたなんて!
と思いきや、50センチはトイレットペーパーなんであった。
しかし誰だ、こんな下らないことに――おれの腹は下っているのだが――時間と金をかけて、なに調べてんだ、である。
しかし、考えてみると、これほど怖い統計もないだろう。恐ろしくて、書いていることも怖くなる。
だって考えてみてほしい。トイレットペーパーをどれくらいの長さ、使っているかなんて、いったいどうやって調べるというのか?
シングルか?
ダブルか?
これだけだって、ずいぶん長さは違うだろう。同じ50センチだって、倍だぞ。
出口調査か?
これほど恥ずかしい出口調査もないだろう。ウンコして、ズボン上げて、ドアを開けて手を洗って、外に出たら......。イヤそうじゃないだろう。出口調査員は何食わぬ顔をして、すでにトイレに潜入取材。個室に入って、気持ちよくウンコして、ドアを開けたら、待ってました! とばかりの出口調査員。ウンコの臭いを嗅ぎ分けて、ターゲットを絞る、出口調査員。
「すみません、出口調査の調査員ですが、今、あなた、ウンコされていましたよね?」
そう、まずここで念を押されるはずだ、ウンコをしていたか否かを。
そして、こういうのだ。
「トイレットペーパーを何センチ使いましたか?」
とね。
そして答えるやつも答えるやつなんだが、答えにも窮するだろう。少なく申告したら、あとで脱税だ何だとケチをつけられるだろうし、って、税金の申告ではなかった。脱線やめっちゅうの!
短く答えれば、"わ、こいつ汚ねえ! ウンコちゃんと拭いているのかよ!"となるわけだし、長く答えれば、"エコじゃねえなぁ"と勝手に思われるわけである。
問題は何センチだと短くて、何センチだと長いのか? その塩梅が難しいのである。ウンコが手に付かない程度でありながら、エコでもある塩加減。カレー味のそれは塩加減よろしくて、口のなかで広がる香りが......、書いていて気持ち悪くなったのでこれ以上脱線するのはマジやめる。
もちろん、シングルなのか、ダブルなのか、にもよるのだけれど。
しかし、50センチの平均はないだろう。5メーターっていう強者から、10センチってやつまでいないと、平均50センチにならんだろう。拭かないってヤツが何人かいて、そいつらが平均値を下げていると見たね。
どう考えたって、50センチ以下で拭けるなんて、考えにくいだろ(って、拭かないのも怖いが!)。
自分のことを考えてみても、である。
ぼくはだいたい、考えたりしながらトイレットペーパーを引っ張るのがイヤなんで、まずは(それでもエコとか考えて)シングルにしている。それでカラカラ~である。ぐるぐるぐる~って巻き取ってみたり。そして自分のウンコを拭く紙の長さを計るなんて(なんとなくだが、品がない気がして)できないのだが、目測でおよそ1.5メーター。エコではなかった。
だがダブルのやつの75センチに匹敵はする。だいたい、ダブルでも50センチじゃ指にウンコがつくと思っているし、50センチ以下のやつのパンツは絶対にウンコがついているか、もしくははじめからプリミティブに手で拭いているのである(断言)。
まあ、そんなウンコ紙ごときにいちいち気を使ったり、長さをおもんばかってみたり、そんなちっぽけな男になりたかぁないね、ぼかぁ。ぼかぁって誰だよ! 森田健作か?
そんなわけで、一晩考えたのだが、便所紙を50センチなんて、やめとけ、である。ウンコが指につくからね。トイレットペーパーの平均を調べたあんたも、な。
余談をひとつ。
昔ぼくは、出口調査をイデグチさんという人がやっている調査会社なんだとばっかり思い込んでました。所ジョージさんは月極駐車場を月極(げっきょく)さんっていう人が経営する、すごいチェーン駐車場だと思っていたらしいが、そんな感じです。
くだらなくてすみません。