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谷尻誠建築家1974年 広島生まれ2000年 建築設計事務所Suppose design office 設立住宅、商業空間、会場構成、ランドスケープ、プロダクト、アートのインスタレーションなど、仕事の範囲は多岐にわたる。広島・東京の2ヵ所を拠点とし、国内外合わせ現在多数のプロジェクトが進行中。現在、穴吹デザイン専門学校 特任講師 、広島女学院客員教授。年内には、初の著書も出版予定。www.suppose.jpsmak.exblog.jp

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谷尻誠
建築家
1974年 広島生まれ
2000年 建築設計事務所Suppose design office 設立
住宅、商業空間、会場構成、ランドスケープ、プロダクト、アートのインスタレーションなど、仕事の範囲は多岐にわたる。広島・東京の2ヵ所を拠点とし、国内外合わせ現在多数のプロジェクトが進行中。
現在、穴吹デザイン専門学校 特任講師 、広島女学院客員教授。年内には、初の著書も出版予定。

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未完成という完成

2012.06.24

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建築をつくっていて、完成とはなんなのかと考えます。
本当は生活が始まるという未完成が本来の完成であって、もっと長い時間軸を設計したいと思うからです。
今回、広島で竣工した住宅は、そんなことを考えながら設計した住宅です。
1階が囲まれているけれども庭として残っていて、壁に穴があいているところに、将来的にガラスを入れると内部空間になるし、あるいはこの庭にまた新しい建築をつくることもできるような、これから先におこりうる出来事に柔らに対応できる、そんな建築をここでは目指しました。
家族の生活や、価値観、社会、おおくの変化に自然のようにうつろえるような、そんな建築の可能性を今日も探し続けているのでした。
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