ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
男のボーダー
2011.05.16
どうしても、セント・ジェームスを代表とするボーダー柄のバスクシャツは
気持ち、フェミニンな匂いがして少し苦手って言う意見をよく耳にする。
わざとキレイ目に合わせたい時には調子イイんだけど・・・・
男っぽく行きたい時には少し弱いんだよな~。
そして、武骨なワークやミリタリーと言った、ラギットなキーワードが
真っ先に頭に浮かぶ、いわゆるアメカジに似合う武骨なボーダーシャツって言うのが中々、見つからないのも世の常である。
しか~~し!
そんなバイヤー泣かせなボーダーバスクシャツにも、骨太な男前が存在したんです。
ハイ、こちらはFRENCH MARINESのデッドなボーダーカット・ソー!!
しっかりとしたコットン100%の厚めのヘビーオンスな生地を採用した
軍物特有の男っぽいボーダー、こんな男勝りなボーダーを待ってた方は多い筈。
こちらが、正真正銘、由緒正しき、質実剛健なフレンチ・マリーンズの証です。
生地感がペラペラではなく、しっかりしているので単純に一枚で着用しても
バシッと決まるのが特長です。
ヘビーなコットン地だけに日頃のケアは超簡単!
ガシガシと水洗いをして、経年変化も楽しめる一枚になる、そんな逸品です。
このボーダー、軍物のウェアだけに、通常のカット・ソーでは
少々考えられない作りになっております。
通常、どんな服にも前と後ろが存在しますが、、昼夜を問わず号令と共に
サッと服を着て集合したり、迎撃したりしなければならない軍人にとって
服の前、後ろを気にする余裕なんて存在はしません。。。
なので、ご覧の通り後ろ、前と関係無く着用出来るようになっています!!
このスリットを見ても分りますよね。
前、後ろが無いからスリットにも高低差が付いておりません。。。
海の軍人の象徴と言ったら、やっぱりブルーシャンブレー。
インナーにボーダー、レイヤードにシャンブレー・・・・・
これ以上、相性が良いスタイリングが在るならばホント教えて欲しいとまで
言い切れるぐらい、相性抜群です。
UEMURA
※コメントは承認されるまで公開されません。