ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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FUCTと言うオンリーワンな世界観........
2012.07.30
しかし暑い。
こんな晴天でくそ暑い日には
湘南辺りの海で、ビールでも飲みながら海水浴にでも興じたい
そんな気分で一杯のUEMURAでやんす!
でもね、なんぼ真夏で猛暑であっても、、例え雨が降ろうが、槍が降ろうが
商品はバンバンと入荷してくる訳でありまして・・・
本日はブランドが始まって既に20年をメイクしているストリートブランドの重鎮的存在である
FUCTから、真夏に是非とも着たい新作TEEがドロップとなります!
FUCTが昔から最も力を入れているのが、主宰のERIK氏のメッセージが強く込められたPRINT TEEです。。。
勿論、今シーズンのTEEにも彼の強烈なメッセージは健在であります。
まず一発目は、FUCTの人気アイコンであるDEATH BUNNYと1970年代のアメリカに実在した
ゲリラ団体SLAのシンボルマークを組み合わせたクールな一枚。
その当時、SLAは金持ちの令嬢を誘拐し、身代金代わりに貧乏な人々に食べ物と飲み物を要求したとの事。
誘拐された令嬢が彼らの考えに賛同し、一緒に銀行強盗を起こした事件は当時アメリカでは大きく報道されたみたいです。
そして、FUCTもそういう立場でありたいという強い意味が込められているのは言うまでもありません。
お次の一枚は、アメリカはシアトルに実在したアーティストMorris Graves(1910 - 2001)を神格化した
団体"MYSTIC SONS OF MORRIS GRAVES"をモチーフにしたTシャツになります。
Morris Gravesはシアトル=アートの街という地盤を作った重要な人物なのですが
現在では、あのCharles Krafft等の著名なアーティストも在籍しているみたいです。
在籍メンバーは明らかなものの、実際は同団体の活動の実態は謎に包まれており、
アンチメジャーと言うか、いわゆるアンダーグラウンドで活動している、ダークで秘密裏なイメージに
FUCT主宰のERIK氏が深く賛同し実現したデザインみたいです!!
常にアンダーグラウンドでいたいと言うFUCTのスタンスと同団体のイメージとが
リンクした一枚と言ったところでしょうか・・・・
TEEシャツは最早、ファッションと言う枠だけでは収まらずに
メッセージを携えたアートとも言える存在なんだ、と言う事を改めて思い知らされました。。。
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