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偶然は必然、IMPOSSIBLE FILMの魅力に迫ります。

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2013.07.03 17:50

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現在、中目黒のImpossible Project Spaceでは、7月21日(日)まで、IMPOSSIBLE FILMの魅力に迫った「対比と退比展」が開催中です。


ほとんどの人が知っているであろうポラロイドフィルムがこの世を去ってから早5年。撮影して約1分後、笑顔が浮かび上がりハイ完了! とはまた違う新感覚のIMPOSSIBLE FILM。


偶然撮れた不思議な写真、みなさん経験ありますよね? 変に赤みがかったり、青みがかったり、意図的ではないその仕上がりも、言ってみれば芸術のひとつではないでしょうか。さらに言えば、その偶然は必然で、被写体を取り巻く人工的環境と自然環境のすべてが1枚の像に影響を与えているのではないかと。そんな自然環境と密な関係にある写真がIMPOSSIBLE FILMです。


IMPOSSIBLE FILMと光と温度の関係性に迫る本展では、東横線沿線上を気の向くままに歩いて撮った、対と対の写真たちを軸に、この季節だからこその風合いと、それに逆らうためのちょっとした手法の作品が展示されています。IMPOSSIBLE FILM独特の特性を、前期(対比)では光と温度との関係性を紐解き、展示作品がどのフィルムで撮影されたかなどの舞台裏を公開。


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そして現在開催中の後期(退比)では、湿度との関係を紐解き、アーティスト集団 "The Little Shop of Flowers" とともに、花とフィルムの"生"の部分をインスタレーション形式で披露。7月6日(土)にはスペース内を彩る豊かな花たちを自由に撮影できるワークショップを予定しています。


少々堅い言葉が続きましたが、要は偶然撮れた写真の原因を探る、みたいなものです。また、IMPOSSIBLE NEWSから随時最新情報がアップデートされているので、そちらも合わせてご確認を。


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対比と退比 -- Contrast & Regression
後期日程:退比 7月2日(火)〜7月21日 (日)※終演日は変更の可能性があります。
場所:IMPOSSIBLE TOKYO(東京都目黒区青葉台1-20-5 OAK BLD 2F)
TEL:03-5459-5093
www.the-impossible-project.jp
http://impossible-tokyo.tumblr.com

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