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MAISON MARTIN MARGIELA

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2013.08.27

MAISON MARTIN MARGIELA

MMM 13FW は大きく分けて、A STUDY IN MOVEMENT (ジェスチャーの研究)とAN EXAGGERATED SILHOUETTE (誇張されたシルエット)によって解釈することができます。

センターを超えてサイドに配したボタンで閉じられたメンズの典型的なジャケットやコートは、アシンメトリーなシルエットを形成します。それは、寒い時にアウターのフロントをしっかりと閉じて身体を覆うジェスチャーに由来します。クラシックなダブルの2ピーススーツに見せかけたトロンプルイユのジャンプスーツが印象的です。

ショルダーの構造が洋服のフロントに曲線をもたらします。本来より前下がりに付け替えたショルダーは、フロントにオープンワイドのフォルムとA-ラインのシルエットを創り出します。ウールギャバジンのコートやジャケットは1つボタンで閉じられ、グラフィカルなシルエットを際立たせています。

複数の折り目やダブル構造をほどこした襟。それを立てるジェスチャーがディテールとして描かれ、ガーメントに新たな解釈を与えています。また、S字シェイプの縫製はガーメントに人体構造(アナトミック)のグラフィカルな曲線を演出します。

クラシックな‘5-zip’ジャケットはムートンで再解釈されました。コーティングウールのダッフルコートのインナーにはフェイクムートンが施され、フロントをオープンにして羽織ることで、アシンメトリーなシルエットを強調します。ビーバー、ラビット、ヌートリア、ムートンの4種類のファーを継ぎ合せたラグジュアリーなダッフルコートが登場します。

パンツはワイドとオーバーサイズを組み合わせて新たなシルエットを形成します。エキストラワイドの‘合気道’ パンツは、クラシックなタートルネックのニットやレザーのバイカージャケットを組み合わせます。

エキストラ・ファインウールとヘビーウールのニットは、スコットランド製の「レプリカ」コレクションと、フィッシャーマンのニット帽を継ぎ合せたパッチワークシリーズが主流です。レザーパンツとダークカラーのパッチワークニットの組み合わせは、ミリタリールックを演出します。ニット帽をランダムに継ぎ合せたパッチワークニットは、スモーキングジャケットを模したショールカラーのネックラインが特徴的です。

Mad Maxのテーマによるレザーアイテムで再現された戦士のスタイル。このテーマのレザージャケット、レザーポンチョ、レースアップのレザーパンツは、ヴィンテージのボンバージャケット(アビエイタージャケット)や様々な種類のファーを継ぎ合せたパッチワークで形成されています。


メゾンマルタンマルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)
eboutique.maisonmartinmargiela.com/jp

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