HOME > FASHION > COLLECTION > 2013 Autumn Winter
CARVEN
2013.08.16
2013年ウィンターコレクションで、CARVEN MANはAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ:フランス・アルプスにある山)を征服する旅のようにLa Defense(ラ・ディファンセ:パリの都市開発地区で、高層ビルが立ち並ぶ)のビルへ仕事に向かいます。彼はメトロや、オフィスのあるフロアまでの階段を上ります。まだ寝静まっている街の、退屈で機械的な調子の音を聞きながら、冬の気温を感じています。
彼は若い会社員としての鎧と山用の衣服とをミックスします。丈の短いパンツを履き、スーツのジャケットをワークド・フランネルのフードで補い、コートにはフリースの襟を加え、モヘアのニットで飾られたマウンテン・ジャンパーを身に着けます。
霜降りのグレイ、ネイビーやキャメルといった制服のトーンは、レッド、グリーン、ローヤルブルーのような明るくスポーティーなカラーのディティールでコントラストを付けられ、常に際立っています。
Guillaume Henry(ギョーム・アンリ)はここで、男性の仕事服を研究し、霜降りのフランネル、V字のマイクロ・モティーフ、バンカー・ストライプやオックスフォードなどの生地をファイユ地やネオプレン(合成ゴム)のようなテクニカル・ファブリックと組み合わせています。また、そのプロポーションは独自のボキャブラリーによって強調されています。
今シーズン、CARVEN MANは転写プリントとパンチング・ディティールのドレスシューズをファンタジーのあるブリーフケースと合わせます。首の回りでは、氷河メガネが洗練されたシルエットのアクセントとなっています。
カルヴェン（CARVEN）
carven.jp
