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PAUL SMITH
2014.02.10
2014年春夏のポール・スミスは伝統的なクチュールのテクニックとスポーツウェアのディテールを組み合わせ、洗練されたカラーとプリントを使用したコレクションを展開します。
また、1970年代のフィーリングに注目し、独特な音楽スタンスと個性的なファッションセンスで70年代のミュージックシーンを席巻したデヴィッド・ボウイのイメージをコレクションに落とし込んでいます。
カラーパレットには70年代をイメージした大胆なイエローや、ピーチピンクなどのアシッドカラーを中心に、コーラルピンクやベビーピンク、フューシャピンクなどピンクのバリエーションが今シーズンを象徴するカラーで圧倒的な存在感を放っています。
素材はトラディショナルな素材とメッシュやストレッチ、リップストップなどスポーツウェアに使うようなテクニカルファブリックとトラディショナルな素材をミックスさせることで、対照的な互いの特徴を引き立たせています。また、素材の表面感やテクスチャーにもこだわりを見せており、マッシュルームを施した刺繍やジャカードなど、ポール・スミスの遊び心を取り入れた素材も特徴です。
シルエットは今まで通りシャープにすることで、スポーティーなスタイルに洗練された印象を与えます。ショルダーとウエストはスリムで、ジャケットのラペルとシャツのカラーは70年代をイメージし大きく強調しています。ダブルブレストのジャケットの着丈はやや長めにし、カジュアルなアウターはショート丈に仕上げています。パンツは70年代を意識ししっかりとクリースを施し、また、ドローストリング、ジッパーなどテクニカルなエレメントを大切にし、機能性のあるディテールを取り入れています。
ポール・スミス（PAUL SMITH）
www.paulsmith.co.jp/shop
