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憧れのオールデン。 その魅力と、待望の新作を徹底解剖する。

2011.07.20

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MECHANISM
オールデンがまるでスニーカーのように
履きやすい理由を探っていきます。
〈アナトミカ〉にスポットを当ててきましたが、その魅力は長年上質で質実剛健なシューズを生み出してきたオールデンの伝統に裏付けされたもの。そこで、ここからはオールデンの素晴らしさにスポットを当てていきます。なぜ、オールデンの靴はあんなに履き心地が良いのか? 各パーツごとに、他に類を見ないこだわりの作りを紹介していきます。
01.グッドイヤーウェルト製法と天然素材。
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1足仕上げるために約3週間を要し、グッドイヤーウェルト製法で製作。ライニング、中底、本底、ウェルトに至るまで純天然植物タンニンで仕上げた、厚みがあり、かつ柔らかい皮革素材を使用。頑丈でありながら足馴染みの早い、快適な履き心地を約束します。

02.ライニングとアッパーの間に使われるダブラ。
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ライニングとアッパー素材の間には「ダブラ」と呼ばれる、型くずれを防ぎ、皮革の強度を助けつつ、足当たりも快適にする緩衝材が全面に。ちなみに、アッパー側にだけ貼り付け、ライニング側を貼らないことが快適性を高める秘訣なんだそう。

03.中底と本底の間には、天然コルクがびっしり。
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中底と本底の間には、天然ねりコルクをびっしりと塗りつめ、快適な歩き心地を追求。そこに独自の特殊な液体をかけることによって、クッション性を高めるととも、履き込んでもコルクがバラバラにならないように。一度履くと病みつきです。

04.丈夫で、足運びもフォローする鉄のシャンク。
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飛行機に乗る際、止められてしまう鉄のシャンクにもきちんと理由が。幅広で、しっかり丈夫なものを使用し、わずかに反らせることで、歩く際の足送りをフォロー。この辺りもオーソペディック(矯正)シューズからの影響が垣間見えます。
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