HERITAGE&INNOVATION ティンバーランドがイエローブーツと歩んだ40年、そして...。
2013.10.25
マシュー・ヘンソン(MATTHEW HENSON)
Q.ティンバーランドは過去に様々なブランドやアーティストとコラボレーションを行ってきました。また、音楽はティンバーランドのヘリテージの一つで、HIP HOPや音楽によってブランドは進化してきました。コラボレーションについてどう思いますか?
A. 編集者である自分自身の事を究極のコラボレーターと思っています。また、〈ティンバーランド〉と〈マスターマインド〉のコラボのように、相互の良いアイディアが掛け合わさり、最高のシューズが誕生するのは素晴らしいことだと思います。
Q.40周年を迎える〈ティンバーランド〉のイエローブーツですが、それを記念して過去に展開していたクラシックなモデルも復刻しています。昨今の新しいトレンドの中で、このようなクラシックスタイルはどのような捉えられ方をしていると思いますか?
A. 40周年記念モデルとして展開されている商品は、オリジナルにモダンなテイストを加えたもので、ブランドの進化を表していると思います。イエローブーツの1ファンとして、このブーツがどのように誕生したのが知ることができたのはうれしいことです。
マイケル・ウィリアムズ(MICHAEL WILLIAMS)
Q.どのような物や、人、アートなどにインスピレーションを受けますか?
A. 世の中に存在するもの、それがどのように誕生したのか、その歴史背景などにインスピレーションを受けます。たとえば、トレンチコートはどうやって誕生したのか?とか、その理由を探して見つけ出すことにインスピレーションを感じます。
Q.〈ティンバーランド〉にとって、クラフトマンシップやサステナビリティは、大切な要素です。ノスタルジアや伝統的に作られたもの、また、クラフトムーブメントについて、どう考えますか?
A. 私たちは今クラフトムーブメントの最先端であるブルックリンにいます。そのクラフトは、チョコレートからウォッカ、自転車や家具など本当にさまざまものがここで作られています。私はこれらの製品の作品的な価値にとても惹かれています。古くから使われていたものが再利用されたり、ローカルで生まれた製品が、飛行機や船で運ばれることなく、ローカルで販売されるのもとても良いことだと思います。
ノア・カリーナ(NOAH KALINA)
Q.最近は携帯電話のカメラや、「instagram」などを使用して多くの人が簡単に自分の写真を発信/共有しています。このような状況をどう思いますか?
A. 自分はあまり関わりたくはないですが「instagram」のようなSNSには、マーケティングの可能性が多く含まれていると思います。また、実際いろんな人の写真を見ることができて楽しいですし。ただ、自分はプロの写真家なので、そのような手法を真似するつもりはないし、また、そのようなところに自分の写真をアップすることもないと思います。
クリスティーン・キャメロン(CHRISTINE CAMERON)
Q.〈ティンバーランド〉は、オーセンティックでありつつ、モダンで身近な要素もとても重要だと考えているのですが、どう思いますか?
A. 〈ティンバーランド〉というブランドについて、多くの人はイエローブーツの印象が強いと思います。私はブロガーやスタイリストとして、〈ティンバーランド〉の商品はイエローブーツだけじゃない、それ以外にも今のトレンドを捉えた商品があることを紹介できます。こういった情報を発信できることが私の仕事の利点だと感じています。