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23 Things of BURTON SNOWBOARDS. バートンを知るための23のキーワード。 vol.8

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画像提供:BURTON

“スノーボード“に捉われないコラボレーション。

スノーボードブランドという枠に捉われず、自由なマインドでこれまで数多のコラボレーションを実現させてきた〈バートン〉。アンディー・ウォーホルやKAWSといったアーティストから映画『スターウォーズ』、そしてなんと日本が世界に誇るアニメ『ドラえもん』まで。

そのレンジの広さに驚かされるばかりだが、今季はよりファッショナブルなコラボコレクションが揃ったのが印象的。今やスノーボードギアの善し悪しは、単に機能性の高さのみで計る時代ではないのだ。

BURTON THIRTEEN

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ジャケット ¥80,000+TAX、パンツ ¥58,000+TAX

近年の〈バートン〉のコラボレーションの中で特に話題をさらっているのが、この〈バートン・サーティーン〉だ。手掛けるのは、フイナムではお馴染みの〈ホワイトマウンテニアリング〉デザイナーの相澤陽介。クリエイティブ部門の最高責任者であるグレッグ・ダーキシェンが、わざわざ〈ホワイトマウンテニアリング〉を日本から取り寄せてまで愛用していたことから実現したのだそう。

ギアとしての使い勝手や優れた機能性は言うまでもなく、注目すべきはそのファッション性の高さ。「ファッションとして楽しめること」に重きを置いたこれまでにないアプローチは雪山と街の境界線をなくし、〈バートン〉を新たなフェーズに導いた。

そしてデビュー2シーズン目を迎えた今季は、テーマをサン=テグジュペリの『夜間飛行』とし、クラウドカモ柄やダークネイビーといったカラーリングでその世界観を表現。それぞれのアイテムのネーミングも、同作にちなんだものになっている。

× NEIGHBORHOOD

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Tシャツ ¥18,000+TAX、デニムパンツ ¥24,000+TAX

スノーウエアも展開するものの、よりタウンユースの色合いが強い〈ネイバーフッド〉とのコラボコレクションが、この秋からスタートした。“スピードフリーク:スピードに魅せられた者達”をイメージソースに、同ブランドのモーターサイクスカルチャーやミリタリー、ネイティブといったエッセンスが散りばめられたストリートウェアを展開する。

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スノーボード ¥38,000+TAX

またおもしろいのが、あえて1981年にリリースされたバートン バックヒルの復刻版、Throwbackを制作したこと。そんなところにも、ヴィンテージへ並々ならぬ愛着を注ぐ〈ネイバーフッド〉らしさを感じることができる。

× RED WING

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ブーツ ¥51,000+TAX

ブーツにおいてはタッグを組んだのは、アメリカを代表するブランド〈レッドウィング〉。同ブランドのワークブーツを思わせる褐色のレザーアッパーとクリーム色のソールが生み出すクラシックなルックスに反して、メイドインUSAのリアルな防水レザーと〈バートン〉が誇るトータルコンフォート構造やオートカントクッション、さらに事実上不死身のNew England Ropesレースなどを取り入れたスペシャルなハイテクブーツとなっている。

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ここまで本物志向のオーセンティックなデザインはスノーボードブーツでは滅多に見かけることがないだけに、スタイルを追求するライダーには諸手を挙げて歓迎されるはずだ。

× New Balance

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今季からは新たに、同じニューイングランド地方に本社を構える〈ニューバランス〉とのコラボレーションも発表した。1989年に登場した“710”を、最新テクノロジーのVazeeソールとブーティ構造を採用して現代的にリファインしたHVL710と、REVLITE®テクノロジーによって軽量かつスリムに改良されたHRL710という、アウトドアライクなブーツタイプのスニーカーがリリースされる。

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ブーツ(左から)¥49,000+TAX、¥38,000+TAX、¥52,000+TAX、
スニーカー(左から)¥18,000+TAX、¥15,000+TAX、¥14,400+TAX

加えて、スニーカーと同じカラー展開で“ION”“FIEND”“IMPERIAL”といったスノーボードブーツが揃うのも同コレクションの特徴。こんなアプローチができるのも、スノーボードに精通しつつ、アウトドアシーンでも躍進を遂げている〈バートン〉ならではといえるだろう。

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