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23 Things of BURTON SNOWBOARDS. バートンを知るための23のキーワード。 vol.9

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hoto_Kazumasa Takeuchi(Stuh)

平さんが語る〈バートン〉のキャンプライン。

なにも冬だけが〈バートン〉の季節じゃない。昨年からスタートしたキャンプラインは、通年遊べるブランドとして〈バートン〉の魅力をさらに押し広げた。

しかも、業界内で確かな実績を持つメーカーと協業しているためクオリティーも申し分なく、キャンプ好きの中ではちょっとした話題になっているのだそう。その愛用者の一人であると同時に、ファッション業界で1、2を争うキャンプ好きとして知られているスタイリストの平さんに、〈バートン〉のキャンプラインについて話を聞いてみた。

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スノーボードを楽しむ一環としてのキャンプ。

ー大のキャンプ好きとして知られる平さんですが、どのくらいの頻度でキャンプに行かれているのですか?

仕事も含めると年90泊くらいはしてると思います。12、1月の本当に寒い時期を除いたら、ずっとやっているので。

ー4日に1日はキャンプに行っている計算ですね(笑)。そもそもハマったきっかけは?

元々地元が田舎で何もなかったので、小学生の頃は魚釣りとかキャンプくらいしかすることがなかったんですよね。キャンプと言ってもちゃんとしたキャンプ場に行くのではなく、親父と人里離れた山の中で野営でしたね(笑)

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ーそんな筋金入りのキャンプ好きの平さんも、〈バートン〉のテントを愛用していると聞きました。そもそも〈バートン〉というブランドは前からご存知でしたか?

もちろんです。スノーボードブランドというイメージだったので、キャンプラインを始めると聞いたときは驚きました。これまでは夏だとバックパックの印象が強かったんです。でも本国で撮影されたイメージビジュアルを見せてもらって、「やるならこんなイメージなんだな」とすぐに納得できました。

※2015年秋冬シーズンのものです。

ーカジュアルなイメージですよね。

キャンプというよりは、アクティビティに近い気もします。もちろん夏から秋にかけて展開されるのでシーズンは異なりますが、スノーボードに行くまでの途中にキャンプがあるみたいな。〈バートン〉が提供するアクティビティの一環として捉えているんですよね。そういう感覚は専門ブランドにはないものなので、すごく面白いなと。

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ーとはいえ〈ビッグアグネス〉とコラボしている本格派でもあります。

キャンプ好きの人からすれば、それだけで〈バートン〉の本気度が伝わります。他ブランドだと〈ビッグアグネス〉とコラボしてるところはないんじゃないですか。

ー具体的にはどんなシーンでの活躍が期待できますか?

音楽フェスなんかにおすすめですね。近年はテントを張って泊まるスタイルが定着してきたので。そういった会場だと今は〈ノルディスク〉の白いテントがすごく流行っていて、あとは色が着いていても黒とかオレンジ、グリーン、ベージュやサンドといったシンプルな配色が多いから、〈バートン〉の総柄はすごく目立つと思います。自分のテントがすぐに見つかる(笑)。

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ー平さんがキャンプ用具に求める要素を教えてください。

人と違うもの。機能性よりまずはパッと見の印象で決めてます。だから昨シーズンに買った〈バートン〉のテントも、safariプリントという名前の全面ゼブラ柄でした。そういう意味で、僕の好みと合致しているんです。あとは、キャンプ用なのかわからないんですけど、ビール缶を並べて入れられるケースもおもしろい発想だと思いました。

ー専業ブランドではないからこその着眼点もあると思うのですが、「こんなものを作ってもらいたい」という希望はありますか?

すでにイスも寝袋も何でもありますもんね(笑)。例えば車のシートとかどうですか?純正品のシートカバーってなかなか良いのがないので。キャンプに行く人たちは当然車移動も多いので、結構そういうところも気にしていると思うんですよ。それこそ車のシートとこの〈ヘリノックス〉のイスの柄が同じだったら、売れると思うんですけどね。

平さんがおすすめする最新作。

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テント ¥32,000+TAX

2人用の3シーズン対応バックパッキングテント。素材には、1,500mmの防水コーティングを施したポリエステルリップストップを使用している。
「メッシュ通気口がついていたり蓄光とリフレクターが所々に使われていたりと、細かいところに気が効いてますね。他のブランドに比べて値段が安いので、コストパフォーマンスも優れていますし、組み立てがラクです」。

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ブランケット ¥36,000+TAX

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スリーピングバッグ ¥35,000+TAX

アウトドアだけでなく自宅のソファでも使えるブランケットと、内側にスタッシュポケットを備えたスリーピングバッグはともに、撥水加工が施されたパッカブル仕様。
「600フィルパワーのリアルダウンが詰まっているので、防寒性も抜群。寝袋タイプはジップを全開にすればブランケットとしても使えるので、とにかく便利です。これも含め、すべて同じ柄で揃えたいですね」。

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チェア ¥13,000+TAX

〈ヘリノックス〉で今大人気のキャンプチェアに生地別注。超軽量&コンパクトに収納できて、組み立ても簡単。
「最近は色々なブランドが〈ヘリノックス〉とコラボしているんですけど、こういった個性的な柄は珍しいです。あとは、組み立てるときに裏面と生地の上下を識別しやすいように“UNLOAD HERE(=リフトを降りる時に看板に書いてある「ここで降りなさい」の意)”っていう注意書きがあるのですが、これも〈バートン〉ならではです」。

平 健一
スタイリスト。山形県生まれ。
ファッション、アウトドア、ミリタリー、インテリア、空間に雑誌や広告に限らず、ブランディングやディレクションも行う。
最近ではアウトドアメーカーなどでの商品企画などにグランピングなどをプロデュース等もしている。
http://roop-outdoor.com/author/runrun1980/

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