—梶原さんはガジェットのよし悪しをどこで判断しているんですか?
梶原:最近はそういう視点で考えなくなっているんですよね。というのも、今のガジェットって、どのアプリケーションを入れるかによってまったく違う代物になったりする。とくにスマホやタブレットとかって、それが顕著じゃないですか
—確かにそうかもしれないですね。梶原さんはタブレットを持ち歩くことってないんですか?
梶原:ないですね。タブレットが出はじめたころは興味本位で持ち歩いていたんだけど、やっぱりキーボードがないと仕事をするうえでは不便に感じることが多くて。結局PCを持ち歩いたほうがいいという結論に至ったんです。タブレットを使うのは家に限られていて、基本的に情報を手に入れる手段として利用しています。スマホの大型版という立ち位置ですかね。電子書籍を読んだり、ツイッターとかニュース記事を確認したり
—なるほど。
梶原:あと、クラウドが登場したことによって、今はどこでも仕事ができるようになったじゃないですか。だから、わざわざデスクトップとノートPCの両方を持つ必要性もないと思うんです。僕自身、デスクトップを使用する機会ってかなり減っていますし。そういう意味で「Surface Pro 3」は、タブレットとノートPCの中間的なポジションだから持ち歩きに便利ですね。キーボードが着脱できることで、臨機応変にタブレット的な使い方とPC的な使い方を選択できますし、ネット環境さえあればいつでもクラウドに保存できますから