池田尚輝 / Naoki Ikeda
メンズファッションを中心に活動するスタイリスト。最近LAに赴きシンドラーハウスやノイトラ自邸など初期モダニズムの建築に直に触れ、多いに触発されたそう。
春はグランピングの先を行く、新鮮なキャンプスタイル構築に意欲的。アシスタント急募。
足入れした瞬間に「気持ちいい」と思った。
ー池田さんは夏場にサンダル履きますか?
池田:履きますよ。でも、じつはこういうトングのサンダルは持っていなくて…。かかとをホールドするタイプのアイテムが多いですね。仕事にも履いて行くので、動きやすさを考えるとホールド力があったほうがいいから。
ーたしかに、仕事にビーチサンダルなどで行くわけにもいかないですね。
池田:だから逆にリラックスしたいときなんかには、トングサンダルは向いていると思いますよ。
ー今回この「クラシック サンダル」はどうでしょう?
池田:足入れした瞬間に「気持ちいい」って思いました。このシープスキンのフカフカ具合が心地よくて、想像以上に暖かいところもいいなぁと。まだ春がはじまったくらいの季節でも、これなら素足で問題なく履ける。トングの裏側にも毛があるので足の甲もしっかり保温されているし。とはいえ熱がこもる感じはしなくて、通気性はいいですね。履き心地最高ですよ、これ。
ーデザイン面に関してはいかがでしょうか?
池田:すごいシンプルですよね。デザインがやり過ぎていないところがいい。このトングが結合している「×」の縫い目とかも、ちょっとしたアクセントになって気が利いているなぁと思いますね。自然的というかいい意味で都会的ではないところが好きですね。最近だとスポーツサンダルがすごく多かったから。
ーやはり今年の夏もスポーツサンダルが主流になるんですかね?
池田:今年も人気だとは思いますね。ただ、それはもうお腹いっぱいという人も今年は多いだろうから、そうときに「クラシック サンダル」はおすすめしやすいかもしれない。
ーといいますと?
池田:こうゆうトングサンダルはコーディネートの“抜け”をつくるのに効果があると思うんです。ウェアのトレンドでいうと、リラックスしたムードのコーディネートはまだまだ支持されていると思うので、そういったトレンドの傾向に「クラシック サンダル」がマッチするんじゃないかと。
ーなるほど。しかもこの「クラシック サンダル」は、普通のビーチサンダルとちがってラグジュアリーな感覚もありますもんね。
池田:そうですね。レザーだから足元に重みが出せるし、ソールもしっかりとした厚さ、クッション性があるのでちょっとした靴感がありますよね。だからコーディネートが“抜けすぎる”っていうこともなくなるんじゃないかと思います。