コメディアン 爆笑問題 week2

WEEK_2 ABOUT_ANIME
爆笑問題とアニメについて その2

政治から芸能界まで社会現象を 独自の切り口で斬りまくる爆笑問題が、 クリスマスにロードショーされる映画 「よなよなペンギン」に声優として出演。
アニメからフランスのカルチャー、 女性像のお話まで、 いろいろ聞いちゃいました。

―先週は太田さんの役作りのお話だったのですが......。

田中:ちゃんと答えろよ!

太田:えーっとね。どうしたんだっけなあ。まあ、「ワーっ」みたいな感じでね。やりました(笑)。

田中:何も説明してねえじゃんか(笑)。

太田:メインは子どもがみる作品だから、あんまり親父臭くなってもいけないんじゃないかって思って。ちょっと普段よりトーンを高い感じでやりましたね。

―では、お二人が演じたキャラクターの好きなところ、自分が共感できる部分を教えて下さい。

田中:俺は好きなキャラクターではないなあ(笑)。もうとにかく「悪」ですからね。そう考えると、自分のイメージにないキャラクターだったので、叫び声だけで表情をつけるの最初かなり戸惑いました。

太田:うーん。そうですね......。どういう話だったっけな。

田中:覚えてねえのかよ(笑)

太田:全体的には漠然と分かるんですけどね。えっと、意地悪なんだよね、確か。

田中:そう。ザミーって役で、俺のブッカブーという役の一番弟子でしょ。

太田:元々天使だったんですよ。中盤でいいやつだったのが分かってくるんですけど、なんかそういうところが好きだなあ。

田中:「好きだなあ」じゃないよ。ちゃんと自分がやった役くらい覚えなさいよ。

太田:ザミーってのは強がってるんだよね。頑固というか。心の内に秘めている優しさを照れて外に出したがらない。そんな男っぽい部分には共感しましたね。

田中:なんか憎めない部分があるのってのが自分の役とは全然違う部分ですね。

太田:田中の役は本物の悪だもんな。吐きそうになるくらい。

田中:そんなに滅茶苦茶じゃないだろ! もしかしたら良いところもあるんじゃないかな。

―来週は、お二人の夜な夜なやっていることをご紹介します。


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映画<br /> よなよなペンギン

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映画
よなよなペンギン
ペンギンコートを着て、「ペンギンだって空を飛べる」と言っていた、今は天国にいる大好きなお父さんの言葉を信じて夜な夜な街を歩き回るココ。そんなココにある夜、空から金色の羽が舞い降りてきたのでした。それは不思議な世界への招待状だったのです。 12月23日(水・祝) 全国劇場にてクリスマス・ロードショー。