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環境へ配慮した、新世代のユニフォーム。

スパイク発表の翌日、同じ場所で行われたのが、新しいナショナルチームのユニフォーム発表会でした。〈NIKE〉が契約している9カ国の代表選手達が、雨のロンドンに大集結したのでした!

W杯に出場する9カ国の選手が集結!

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前日に発表されたスパイク「ナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ II」を履いている選手も何人かいます。これがW杯本番のスタイルなのかと思うと、それだけで胸が高鳴ってきますね。

後列左から、アメリカ合衆国のクリント・デンプシー(Clint Dempsey)、オランダのエジソン・ブラーフヘイト(Edson Braafheid)、ブラジルのアレシャンドレ・パト(Alexandre Pato)、韓国の李菁龍(Lee Chung-Yong、イ・チョンヨン)、ニュージーランドのライアン・ネルセン(Ryan Nelson)。

前列左から、ポルトガルのナニ(Luis Cunha aka Nani)、オーストラリアのビンス・グレラ(Vince Grella)、スロベニアのロベルト・コレン(Robert Koren)、セルビアのネナド・ミリヤシュ(Nenad Milijas)となっております。

そして今回のユニフォームは、初めて全て再生ポリエステルで作られたものなのです。1枚のユニフォームにはプラスチックボトルに換算すると、最大8本分のボトルが用いられているとのこと。これぞ地球に優しい新世代のユニフォームですね。

そして環境に配慮しながらも、機能面でもバージョンアップしているところが〈NIKE〉の素晴らしいとことなのです。

少しだけその特徴を述べますと、改良されたNike Dri-FIT素材を使うことで、過去の〈NIKE〉のユニフォームよりも13%軽量化され、汗をすばやく蒸発させ、プレイヤーをドライな状態に維持してくれるとのこと。W杯本番は夏なので、こういったプレイヤー目線の配慮は何よりも嬉しいものとなるはずです。

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会場にはこのように過去のアーカイブも多数展示されており、その中でも一層の輝きを放っていたのは、ブラジル代表、通称セレソンのユニフォームでした。こうして見てみると、代名詞的なカラー、カナリア色には微妙な変化があったんですね。勉強になります。紋章の上に輝く星は言わずもがな、W杯での優勝回数を示すもの。その数5回と、とにかく圧倒的な強さを誇っています。勿論今回も優勝候補筆頭です!

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最後に、もう一回、ブラジル、ポルトガル、オランダの各選手のポートレートをご紹介。新しくなったユニフォームですが、全体的にシンプルなデザインになっている印象を受けました。

残り2ヶ月強に迫ったW杯に向けて、フットボール関連は盛り上がりの一途を辿るばかり。現場での各国メディアの取材合戦も本当にすごいものがありました。我が日本メディアもその中をかいくぐって、取材を繰り広げたのでした。あとは選手の皆さんが、怪我無く本番を迎えてくれることをお祈りしたいと思います。

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