nonnativeの2014S/Sシーズンがはじまります。-FASHION NEWS（ファッションニュース）「HOUYHNHNM（フイナム）」

nonnativeの2014S/Sシーズンがはじまります。

2014.01.24 13:00

ピッティやパリコレなど、ファッションの最先端はすでに2014A/Wへと移行している昨今ですが、はたしてどれだけの人が同じ感覚なのか。まずは、目前に控える春夏シーズンに照準を合わせていきたいところ。というわけで、昨年同様、今年もフイナムが猛プッシュしてきたい〈ノンネイティブ（nonnative）〉の立ち上がりに注目しました。

今シーズンのテーマは「SUBCITY DWELLER」。"DWELLER"とは居心地の良い街に住み着いた住人という意味。彼らの定住服をイメージして、ミリタリー要素を強く打ち出したオリーブカラーを軸にコレクションを展開しています。

カジュアルなイメージで仕上げたラベルジャケットは、素材別に雰囲気を変えた豊富なバリエーションが魅力。なかでも、各ジャンルのアイテムに用いられる京都の草木染めの技法は、化学染料では難しい柔らかな色目を表現できるという特徴があります。1200年もの歴史に培われてきた日本古来の色彩美。繊細な伝統色に染め上げられたウエアは、着続けるほどに風合いが増し愛着が湧いてくるはず。また〈ノンネイティブ〉の代名詞とも言うべきパンツのバリエーションも増え、スタイルの幅がより一層広がりました。

コレクションのアクセントとして英国のリバティー社のスター柄を採用したアイテムも展開するなど、全体の世界観を強く打ち出した2014S/Sシーズン。というわけで、一足先にデリバリーされるアイテムとルックの一部をご紹介。スタートは1月25日（土）です。今のうちに目星をつけておくのもいいかもしれませんね。先日ご紹介した2014S/Sのシーズンムービーと合わせて是非チェックしてみてください。