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靴好きも、本好きも必見。表参道で興味深い展覧会が開催中です。

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2011.12.14 12:40

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地元産業とのネットワークを尊重し、靴や鞄、ジュエリー、アクセサリーなどのクリエイターが集まる「浅草ものづくり工房」。同工房内にて、ハンドメイドでの靴づくりを続ける〈チサカ(Chisaka)〉デザイナー、千阪実木の展覧会が、12月14日(水)より表参道「Raum 1F」にて開催されます。


同展覧会は、今年6月に銀座で開催された展示の内容を異なる切り口で新たに表現。ブックディレクターの幅允孝が代表を務める「BACH」が選書し、そこから千阪氏がインスピレーションを得て制作した靴を展示するという、一風変わった試みとなっています。


『華麗なるギャツビー』(F・スコット・フィッツジェラルド著)や『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著)、『どうして僕はこんなところに』(ブルース・チャトウィン著)、『ねずみ花火』(向田邦子著)など、セレクトされた本は、国も年代もさまざま。千阪氏が実際にこれらの本を読み、その行間からすくいあげたイメージを見事に形にしました。


「あの本の主人公はどんな靴を履いていたんだろう?」という発想は、靴づくりを志す以前、編集者として活躍した千阪氏ならでは。会場は、工房をまるごと移したような空間となり、実際に作業も行われるそう。靴好きの方も本好きの方も、必見の展示となっていますので、是非、会場に足を運んでみてはいかがでしょう。

Text_Yohei Kawada


あの本の主人公はどんな靴を履いていたんだろう?
千阪実木とBACH

会期:2011年12月14日(水)〜12月22日(木)
会場:Raum 1F
住所:東京都渋谷区神宮前5-39-12 1F
電話:03-5778-9292(BACH)

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