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クリーニングに出した服、取りに行かなかったらどうなるの?

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2014.01.31 12:00

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春夏シーズンのデリバリーもはじまり、衣替えの季節が近づいてきましたね。お気に入りのアウターだけはちゃんとクリーニングに出して、包装された状態で春物と入れ替える、そんな毎年を繰り返している人も多いのではないでしょうか。


ところでひとつ疑問が。クリーニングに出すのはいいけどみんなちゃんと引き取りに来ているのか。半年以上取りに行かなかったら処分されてしまうという噂も聞いたことがあるし、実際のところどうなのか? 話題の映画、『アメリカン・ハッスル』では詐欺師でクリーニング屋のクリスチャン・ベールがエイミー・アダムスを落とすのにクリーニング流れの服をあげるというとてもチャーミングなシークエンスがありました。放置された服は処分されるのか? クリーニング業界の大手「白洋舍」のホープ、早川さんに訊いてきました。


「基本的に処分できないので困ってしまいます(笑)。服はお客様のモノですし、ほとんどのお客様はちゃんと受け取りに来られます。仮に忘れたままのお客様がいる場合は、まず書面や電話を使ってご案内します。それでも取りに来られないときは、各地域拠点の保管庫に仕舞うという奥の手が発令。なかなか都合が合わず、長期間たってからやっと取りに来てくれるお客様もいらっしゃいますが、クリーニング店としては、お気に入りの服は早く仕上がりを実感して気持ち良く着ていただきたいというのが本音です」。


なんと! ちゃんと保管してくれているんですね、ありがたい話です。とはいえ、元々は自分が依頼したものなんだから、ちゃんと予定に入れて取りに行くというのが筋ってもんです。


「ちなみに白洋舍には「保管システム」というサービスがあります。シーズンごとに行う面倒な衣替えを一手に引き受けて、カビや虫害から衣料を守る最適な環境に保たれた場所で、次のシーズンが来るまで大切にお預かりします。毎年あくせくしてクローゼットの中身を入れ替える必要がないので便利ですよ。しかも、そのほとんどが一着200円程度なのでお買い得です(笑)。カシミヤやシルク、毛皮や皮革などのデリケートな素材を使ったアイテムに合わせた「プレミアム保管」もあります」


これは頼もしいですね。どうせなら秋冬のアイテムを丸ごと預けてしまいたいぐらい。しかも最近は衣類だけでなく、ハウスクリーニングや集配・宅配サービスなど、どんどん便利なサービスが増えてきています。秋冬シーズンが終わるこれからが書き入れ時のクリーニング業界。クリーニングをご利用の方、くれぐれも愛着のある服だけは早めのお引き取りを。


Text_Jun Nakada


クリーニングのご用命は白洋舍まで
㈱白洋舍
www.hakuyosha.co.jp

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