フィリップ・スタルク×フロスによるランプに新作が登場です。
2011.07.25 15:19
プロダクトデザイナー界の鬼才フィリップ・スタルク(philippe starck)が、イタリアの照明メーカー〈フロス(FLOS)〉とともに手掛けているランプのシリーズ。
前回は、〈バカラ(Baccarat)〉のクリスタルを使用し、モーリッツ・ウォルドメイヤー(moritz waldemeyer)やジェニー・ホルツァー(Jenny Holzer)を巻き込んでデザインを手掛けた「hooo!!!」が大きな話題になったこともあり、注目を集めているシリーズに新作が登場しました。
今回の新作は〈カルテル(Kartell)〉などでもスタルクと作品を発表しているエウゲニ・キレ(eugene quitllet)とともにプロダクトをデザイン。ひとつめは、スタンド部分に本などを乗せる台が付けられた「bibliotheque nationale」です。ネーミング通り、イメージは図書館らしく、台にはiPhoneやiPadの充電機能が付いたUSBコネクターも付属。この辺のデザインにスタルクらしさが現れていますね。
もうひとつは、「net lamp」というネーミングの電気スタンド。ライト上には、iPhoneや iPadを接続できるDockがあり、机の上を散らかさずに使用できるという機能美を追求したランプなんだそう。
「hooo!!!」のときほどの衝撃はありませんが、実用性の高さは折紙付き。iPhone、iPadが生活に欠かせなくなっているヒトには持ってこいなランプではないでしょうか?
via:designboom