東京のリアルを伝えたい。
ー落合さんにとっていまの東京はどう映っていますか?
落合:とにかくオリジナルな街だと思います。ぼくはデザイナーとして強いものをつくっているけど、足もとは〈コンバース〉を履いているし、モードが好きだけどBMXにも乗っている。いろんなカルチャーやいろんな景色が交錯しているんだけど、なぜかまとまりがあるんですよね、東京って。
ーファッションデザイナーとして海外に積極的に進出するなかで、東京の見え方に変化はありますか?
落合:世間的に言われるほど注目されてないことは実感しましたね。「海外が注目する」といった文字をよく見ると思うんですけど、それは一部の人間がおもしろいと言っていたのを、メジャーな意見として捉えてしまっていたからなんですよ。そのときに、日本は海外の評価に踊らされやすいんだなと思いました。一方でぼく自身は地に足を付けた活動しなければいけないなと。
ーそういった意識の変化は今回のふくづくりに影響はありますか?
落合:べつにぼく自身が東京を背負っていこうとは思いませんが、東京のリアルな部分をきちんと伝えていきたいとは、これまで以上に強く思いましたね。
ーリアルな部分というのは?
落合:たとえば今回の〈コンバース トウキョウ ワン〉では、BMXに乗れることを意識して作っている部分があるんです。それはぼくがBMX通勤しているからなんですけど。そういったパーソナルな部分を表現してこそ、リアリティって生まれるじゃないですか。海外に出たことで、東京に対してより真摯に向き合うようになったのかもしれません。
ー最後に〈コンバース トウキョウ ワン〉の今後について教えてください。
落合:〈コンバース トウキョウ〉というしっかりとしたインラインのコレクションがあるからこそ、〈コンバース トウキョウ ワン〉はもっと遊んでいいのかなとは思っています。モードなシルエットに振り切ってみたり、東京っぽさを全面に押し出してみたり。〈コンバース〉という歴史あるブランドのアーカイブを、東京ならではの視点、ぼくだからこそできるデザインで、ブランドとしての世界観をより強く構築していきたいですね。
コンバース トウキョウ 青山
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コンバース トウキョウ ニュウマン新宿(3月25日(金)OPEN)
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コンバース トウキョウ 二子玉川(4月13日(水)OPEN)
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営業時間10:00〜20:00
コンバース トウキョウ 代官山(4月22日(金)OPEN)
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営業時間11:00~20:00
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