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HYNM EYE ~フイナムの視点~ VOL_02 天才200人が集うクリエイティブの祭典 TOKYO DESIGNERS WEEK

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フイナム読者であれば誰もが知っているであろうデザイナーから企業、はたまた学生まで。彼らの新しいデザインやアイディアに直に触れることができるクリエイティブイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK2014」が、10月25日~11月3日までの10日間に渡り、明治神宮外苑絵画館前にて開催されました。

スタートから実に29年目を迎える今回は、“CREATIVE FeS”というテーマの下、デザイン・アート・ミュージック・ファッションの4本を柱に、過去最多となる20以上のコンテンツがラインナップ。

“DESIGNERS WEEK”という名称につい身構えてしまう方もいるかもしれませんが、色々と見て回っていると、必ずや一度は目にしたことがあるクリエイターの作品に遭遇するはず。デザインやアートの仕事に携わる関係者だけではなく、子どもから大人までが楽しめる“開かれたフェス”として、回を重ねるごとに充実していくのが印象的です。

そんな同展の魅力を、会場の写真と共にお伝えしていきます。

まずは、フイナムらしくファッションにまつわるプレゼンテーションから。

日本の着物文化の存続と発展を支え、着物の歴史、伝統、そして美に対する正しい理解を未来に繋げていくことを目的とした作品が並ぶ『着物×きもの×KIMONO』。

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着物にライダースベストのトロンプルイユプリントを施したのは、ファッションデザイナーの三原康裕。

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チームラボ代表・猪子寿之は映像で表現。着物や甲冑を纏ったキャラクターが左右に並んだ液晶の中を舞う空間は、それぞれが反射し幾人にも見えることで何とも幻想的なものに。

続いて眼鏡ブランド〈JINS〉のブースへ。

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「自分を見る」をコンセプトに、世界で初めて三点式眼電位センサーを搭載したアイウェアとして2015年春の発売が予定されているJINS MEME(ミームと読みます)を、一足早く体験できるというプレゼンテーション。

見た目はシンプルなウェリントン型なので、カジュアルからスーツまで、幅広いファッションにハマりそうです。

構造の詳しい説明は割愛しますが、センサーで眼の動きを感知することで、日々の生活を支えるために不可欠な疲れや眼気などの情報を可視化・管理できるのがJINS MEME。スマホと同期すれば、指を使わずとも眼の動きだけでスマホを操作することが可能となります。

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その操作性を視覚的に体感することができる施策として設置されていたのが巨大なワイドスクリーンで、JINS MEMEを装着してその前に立つと、漂う光体が眼の動きに合わせて画面の中を動き回るというものでした。

ちなみに、発売された際にはスマホアプリと連携しての使用が主となり、オフィスシーンやドライブシーン、フィットネスシーン等での使用を想定しているそう。実際にiPhoneも操作してみたのですが、初めは意識して眼を動かさないといけないので若干の違和感は感じるものの、慣れると非常にスムーズ。眼の動きのみで画面がサクサクと変わる様は壮快で、今からリリースがとても楽しみです。

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ポップなカラーリングと形状が目をひく洗面ボウルは、スペイン発のBOING。フレキシブルポリウレタンを使用しているため、見た目に反してやわらかな触り心地が特徴です。一般家庭にも取り付け可能なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。参考までに、写真のキューブ型でお値段は¥155,000(+TAX)。

まだまだ続きます。