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【JOURNAL STANDARD 1 in 2】-DETAILS OF OUTDOOR- 細部に宿る、アウトドアの真髄。

ALLTERRAIN

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〈DECENTE ALLTERRAIN × JOURNAL STANDARD〉MIZUSAWA DWON JACKET STORM ¥118,000+TAX

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PROFILE
植木宣博

デサントブランド統括部 マーチャンダイザー。
今回の別注アイテムを含め、〈オルテライン〉のビジュアルや商品企画など、同ブランドにまつわるあらゆることをマネージメントする重要人物。

01 世界で通用する水沢ブランド。

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〈オルテライン〉の水沢ダウンは、2008年岩手県の水沢工場において、バンクーバー五輪に出場するアスリートに特別なダウンを、という目的を掲げて誕生した。その誕生の経緯が物語るように、その高い機能性と快適性は間違いなく世界有数といえる。今回は、ブランドの顔の一つである、ダウンジャケット「STORM」をサンプルにして、「機能のためのデザイン」と謳う、そのブランド哲学とディテールについて、デサントの植木さんに話をお聞きした。

02 画期的なフードシステム。

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全天候下でも快適に過ごせるようにデザインされている〈オルテライン〉のダウン。例えば、フード内に雪や雨がたまらないように、通常の状態では、フード部分のジッパーが閉じられてフードはかぶれない仕様になっている。フードを使用する際は、首後ろのジッパーを開くのだが、片手で開けるように、ジッパーが特殊な仕様になっている。

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ジッパーを開く方向とは逆(写真では左方向)に引っ張ると、ジップの噛み合わせが外れて、(写真では左から右方向へ)片手で簡単にジッパーを外していくことができる。ユーザーの使い勝手を追求した、実に機能的なデザインだ。

03 体温を調整するベンチレーション機能。

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フロントは2重ファスナー仕様で、体感温度に応じて使い分ける。暑いと感じる場合は、メッシュ地をフロント表面に出すようにしてファスナーを閉めて、空気を服内部へと取り入れることができる。

04 ステッチのない表地。

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一般のダウンでは、ダウンがそれぞれ入った部屋を仕分けるために縫製する。だが、その針穴からダウンの羽根や温かい空気が抜けたり、水が侵入する原因となる。〈オルテライン〉では縫製の代わりに接着テープを内側からはって、針穴なしでダウンの各部屋を仕切ることで、高い保温性をキープし、ダウンの毛の流出、水の侵入を防ぐという効果がある。

05 空気の循環構造を持つダウン。

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〈DECENTE ALLTERRAIN × JOURNAL STANDARD〉HCS DOWN LS C/N SHIRTS ¥25,000+TAX

表地側のダウンの部屋と裏地側のダウンの部屋が互い違いに配置された構造を持ったダウン(HCS DOWN)。従来品だと部屋が分断されて、その境目温かい空気が逃げてしまうが、HCS DOWNでは温められた空気がひとつの部屋にとどまらず、各部屋を循環することで効率的な保温性能を発揮する。

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06 アイテムの質で判断するジャーナル スタンダード。

今回の〈ジャーナル スタンダード〉が別注した〈オルテライン〉のダウンはカーキというベーシックなカラーリングに仕上がっている。この別注を手がけた、デサントの植木さんから見た、ジャーナル スタンダードのイメージについて語ってもらった。
「〈オルテライン〉はファッションとしての価値ではなく、その質やその機能にこそ価値があると考えています。やはりデサントはスポーツメーカーなので、見栄えをよくするためのデザインではなく、機能を活かすためのデザインを念頭に置いています。その点、〈ジャーナル スタンダード〉はいち早くその価値を認めてくれて、〈オルテライン〉をブランドとして開始した2010年から取り扱いをスタートしてくれました。〈オルテライン〉の黎明期から目をかけてくれたということもあり、その審美眼は信頼しています」

現在、フイナムは〈ジャーナルスタンダード〉と連動した企画を配信中! 〈ジャーナルスタンダード〉の公式ページでは同テーマ「HEAVY DUTY & OUTDOOR」のスタイリングを公開しています。

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JOURNAL STANDARDとファッションウェブマガジン「HOUYHNHNM(フイナム)」がコラボレーション企画を連載しています。
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