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【JOURNAL STANDARD 1 in 2】-DETAILS OF OUTDOOR- 細部に宿る、アウトドアの真髄。

SIERRA DESIGNS

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〈SIERRA DESIGNS × JOURNAL STANDARD〉 60/40マウンテンパーカー ¥68,000+TAX

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PROFILE
中田彰

アリガインターナショナル(株)部長。
〈シエラデザインズ〉を取り扱う同社では、そのほかにもオーセンティックなアウトドアブランドを手がける。

01 60/40(ロクヨン)の生みの親。

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1965年、2人のアウトドアマンが衣類やテント、寝袋などを製造することから〈シエラデザインズ〉はスタートした。それ以後、会社裏手のシェラネバダ山脈で製品テストをしながら、さまざまなアイテムを生み出してきた。そして1968年、今日に至るまでブランドの代表的なアイテムとして愛され続けている、「オリジナル60/40マウンテンパーカー」が誕生し、〈シエラデザインズ〉の名は世界中に知れ渡ることとなった。60/40生地とは、横糸に高強度のコットンを60%、縦糸に高密度ナイロンを40%使用したもの。濡れたときにはコットンが膨張し、ナイロンが圧縮されることで水を弾き、乾いた状態ではコットンの透湿性を保つというように、環境に応じたその機能性は今の時代を先取りしている。さまざまな高機能素材が乱立してる昨今では、60/40生地はデイリーユースとしては十分なその機能性もさることながら、経年による味わい深い風合いが魅力だ。耐久性も抜群で、デニムなどにも通ずる、年数をかけて自分だけのオリジナルを育てていくという楽しみを持っている。最近では、短丈よりも長丈のアイテムが人気を博しているそうだ。

02 インナーとタグに宿る、“スペシャル感”。

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ブランド誕生50周年という節目に、〈ジャーナルスタンダード〉が別注したのは、ブルー、グリーン、ベージュの3色のロング丈「60/40マウンテンパーカー」。オリジナルアイテムではフードのインナーに共地を使用するが、別注品では質感や色のトーンにこだわり、毛織物の生産地として名高い愛知県・尾州のウール素材のブロックチェックのパターンを採用している。アメカジの代名詞ともいえるパターンであり、デザインのアクセントとなっている。そのほか、通常のブランドタグの下には、50周年を記念したタグが縫い込まれたり、50周年が刻印されたボタンが使用されるなど、今季だけのスペシャル感を体言する。タグの「MADE IN U.S.A.」が示すように、誕生から50年経った今なおアメリカ製であることを貫き、タフなものつくりへのこだわりが伺える。

03 トレンドとヘリテージという唯一無二性。

今回初めて〈ジャーナル スタンダード〉との別注アイテムを共作した〈シエラデザインズ〉。話を伺った中田さんに、〈ジャーナル スタンダード〉のイメージについて聞いてみた。「トレンド感のあるファッションの中に、ヘリテージラインなどのアウトドアアイテムをうまく取り入れていらっしゃるというイメージがあります。だから、お客様にもウチのようなオーセンティックなデザインを現代的に解釈して着こなしてもらえるのではないかと期待しています」

現在、フイナムは〈ジャーナルスタンダード〉と連動した企画を配信中! 〈ジャーナルスタンダード〉の公式ページでは同テーマ「HEAVY DUTY & OUTDOOR」のスタイリングを公開しています。

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JOURNAL STANDARDとファッションウェブマガジン「HOUYHNHNM(フイナム)」がコラボレーション企画を連載しています。
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