FEATURE |
RÉMY:ÜSIC × HOUYHNHNM　音楽を軸とした、様々な文化で共鳴する 両者のコラボレーションの形を追う。

「RÉMY:ÜSIC」特集の第3弾は「レミーマルタン」との付き合い方について。美味しく、そして楽しくコニャックを吞むためのHOW TOページになります。加えて最後には、フイナム読者も気軽に行ける入門的オススメ店を紹介。早速どうぞ！

—若い世代の人にとってコニャックは高級でなかなか手が出し難いイメージですが、入門編としてはどのような飲み方がオススメですか？

「ジンジャーエール割りがかなり人気ですが、トニックやソーダ割りもコニャックの香りを楽しむことができるので、飲みやすいです。その他にも、コニャックは葡萄が原料なので、色んなフルーツジュースで割ってもコニャック自体の風味を損なうことなく味わっていただけると思います。クランベリージュースやオレンジジュースを入れるカクテルも人気ありますね。自分で好きな割り方を見つけるというのも面白いと思いますよ」

—母国であるフランス流の飲み方と、他国（日本以外）の飲み方（傾向）に違いはあるんですか？

「もともとコニャックの多くはフランス国外に輸出されていたので、フランス流というのは少し難しいですが、地元のコニャックの街では若い人たちがトニックウォーターやジュースで割って飲んでいるのを多く見かけます。ヨーロッパではサイドカー（※注1）やアレキサンダー（※注2）のようなカクテル、またそれをアレンジしたものが人気ですね。アジア圏では水やお茶で割る飲み方が主流ですね」

※注1：コニャックにホワイトキュラソーとレモンジュースを混ぜたスタンダードカクテル。スタンダードゆえに、バーテンダーの腕が出るカクテルとも言われている。
※注2：コニャック+カカオリキュール+生クリーム。イギリス国王エドワード７世が、愛する王妃アレクサンドラに捧げた甘口のカクテル。食後向きのカクテルとして日本でも早くから知られている。

—通な飲み方やこれをオーダーするとバーテンダーに一目置かれるようなカクテルはありますか？

「レミーマルタンVSOPを指名してドリンクをオーダーすること自体が一目置かれるポイントだと思います。”サイドカーをレミーマルタンVSOPで”などと言うと、”お、こだわってるな”と思われるかもしれません」

—デートの際に女性に勧めるならどんなカクテルがオススメですか？

「女性に飲みやすくて人気なのはクランベリージュースで割った、レミーマルタン・クランベリーです。オレンジジュースやパイナップルなどにトニックを加えたカクテルもフルーティでお勧めです。強いお酒がお好みなら、サイドカーやニコラシカ（注：3）などのショートカクテルもいいかもしれませんね」

※注3：砂糖をのせたレモンスライスをグラスの上に置いた見た目が特徴。グラス上の砂糖がのったレモンを半分に折って噛み締める。そこでコニャックを口に流し込むという、いわば口の中で作るカクテルです。ドイツ、ハンブルクが発祥。

—RÉMY:ÜSICの今年の年末までの活動について教えて下さい。

「3月、6月に代官山AIRで開催して、大盛況だったイベント「ROUNDHOUSE」が、9月と12月にも開催されます。これまでRÉMY:ÜSICでは、「ROUNDHOUSE」をはじめ様々なイベントをサポートしてきましたので、今後もこのような試みは継続して行っていく予定です。12月には新木場ageHaで行われている日本最大級のロングラン・テクノパーティ「CLASH」が10年の歳月を経てファイナルを遂に迎えるのですが、この記念すべきイベントもRÉMY:ÜSICはサポートしています。「ROUNDHOUSE」はもちろん、agehaでも、一緒にレミーマルタンで乾杯しましょう！」

UNITED ARROWSが創業25周年を期に新たに提案するBARが、ユナイ テッドアローズ 原宿本店 メンズ館1階にオープン。コンセプト及びドリンクメニュー監修を、1963年創業のノルウェー・オスロの老舗コーヒーバー「Fuglen（フグレン）」が担当。世界最高クラスのコーヒーとオーセンティックなカクテルをヴィンテージな雰囲気で楽しめる、こだわりを持った様々な人が自由なスタイルで利用できるテーラーメイドなコミュニティーバーです。フードは「自由が丘ベイクショップ」が監修したお酒とともにこだわりの食事が楽しめるガストロ パブメニューを提供。

「RÉMY MARTINを使ったメニューで定番の「サイドカー」とカカオクリームのリキュールと、ナツメグを入れシェイクしたカクテル「ブランデーアレキサンダー」のUA BARらしいオーセンティックなカクテルをお試し頂きたいです！」

一年中揺らめく暖炉の炎が心地良く、フランク•ロイド•ライト設計の別荘を思わせる”火･炎•木”にこだわった空間は、まるで都会の別荘。酒類を豊富に取り揃え、気兼ねなく時間を過ごせる気配りやトークでリラックスした時間を過ごすことができます。都会の渓谷に身を委ね、いつもと違う空間でゆったりと過ごしてみては？

「当店では、ニコラシカが人気です。用意するのはショットグラスにレミーマルタン、グラスの上に輪切りのレモンを置き、さらにレモンの上にはシュガーをのせます。シュガーをレモンで挟んで、口の中にレモンとシュガーを放り込み、一気にレミーマルタンを口に含む。甘酸っぱいレモンの刺激の後に口の中に広がるレミーマルタンの芳醇な香りとテイストが多くのお客様に好まれています。また、当店はすべての木材がくるみ材で作られています。それにちなんでくるみのリキュールをウェルカムドリンクとして提供しているのですが、それをロックスタイルでレミーマルタンと割るフレンチウォールナッツも人気カクテルの１つですね。是非お気軽にいらしてください」

そして、今週末に迫ったフイナム10周年記念コラボイベント「ROUNDHOUSE」。前回同様、1階のNoMadスペースはフイナムがプロデュース。もはやお馴染み？ となったミッドナイト・フリーマーケットも開催します。たくさんのご来場をお待ちしております！