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ULTRA HEAVY TALKS ABOUT THEM ウルトラヘビーが語るウルトラヘビー。
5年以上続いたら日本で一番カッコいいイベントになる。
ーどうしてこの3名で活動をすることが多いんですか？
石川：バランスがいいんだよこの3人が。
ー4月に虎ノ門で展覧会をやっていまにいたるわけですけど、こんなに活動が続くと思ってました？
石川：僕たちは会社のように上下関係もないし、利益も追求してないから、ずっと続くと思ってたよ。でも、ずっと同じスタイルが長続きするとは思わないな。当然のごとく変化していくと思うし、もしかしたら名前が変わるかもしれない。誰かが真似するかもしれないし（笑）。
ーたしかに真似する人は出てきそうですね。
石川：でも続かないだろうね。ウルトラヘビーを始めるまえに、こういう活動をしようと思ってるって友達に話してたんだけど、「石川さんだから良いって言いますけど、絶対大変だと思うから他の人だったら止めますよ」って言われたりしてたもん。ウルトラヘビーは僕たちだからできることだと思うよ。みんな展覧会ってなると変にしゃちほこばってカッコつけるでしょ？ 作品をキレイに並べたりして。でも、僕らはいたって普段通りだし、雑だからさ（笑）。そっちのほうが落ち着くんだよね。
鵜飼：人の家に行くときも、キレイな部屋よりも散らかった家の方が落ち着きますもんね（笑）。
石川：展覧会で、自分たちの荷物もそこらへんに置きっぱなしにするもんね。キャンプ場で適当な場所に荷物置くのと変わらない。だから、自分たちのスペックで、自分たちの身の丈にあったことをやるっていうのが特長かもしれない。気取って自分たちが和まないスタイルを押し付けるのもなんかおかしいしね。それができるのは、この３人だからなんだと思うけど。
ーそのゆるい感じで長く続けて欲しいです。
石川：僕がウルトラヘビーをビジネス化しなければやっていけると思うよ。あとは、ウルトラヘビーよりも面白いものを見つけなければ続くかな。でも、奥さんが怒ってるんだよ。「行ってきてもいいけど、お金を稼ぎなさい」って（笑）。
鵜飼：このスタイルで5年以上続いたら、日本で一番カッコいいイベントになるんじゃないかなって思いますよ（笑）。
ー確かにそうかもしれないですね。今後の活動予定は決まってるんですか？
石川：今年は熊本でやって終わり。あとは、大阪と高松も場所だけ決定しているんだけど、時期はまだ未定。そこではいままでと違うことをやりたいと思ってるよ。
ー楽しみですね。ウルトラヘビーがなんなのかは、参加してはじめて分かることなのかなと。
石川：うん、そうだね。毎回内容が変化するし、やってる僕たちでさえ次がどういう会になるか分からないから。ご飯を作ることがメインになったら、ご飯のことしか考えない。なんなら重くて大きな鉄鍋持って行くし。だから、僕たちの展覧会はキャンプと一緒だね。どこのキャンプ場で、なにをして遊ぶのか。そこで一緒に遊ぶ友達も、会によって当然変わるだろうし。
ーやっぱりこういう活動って楽しいですか？
鵜飼：楽しいですよ。
神山：楽しい！
石川：いまこの3人でやってて、本当に楽しいんだよね。だからずっとこのメンバーを中心に続けていければ最高かな。
ー今後のウルトラヘビーの動向に、ますます注目しておきます。
