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激動の20世紀。TVと新聞、そしてラジオしかなかった時代。その中でもテレビというメディアは絶大な威力を持っていた。これまでの長い歴史の中で、数々の名インタビュワーが登場したものの、その中でもっとも偉大なパーソンとして挙がるのがデーヴィット・フロスト卿だ。

1939年にケント州で生まれ、ケンブリッジ大学へ進学。1962年から63年までの間に放映された伝説的番組「ザット・ワズ・ザ・ウィーク・ザット・ワズ」では、イギリスにおいて風刺番組というジャンルを根付かせた。その後、彼の名は瞬く間に知れ渡り、さまざまな著名人をインタビュー。後に映画化された「フロスト×ニクソン対談」は彼の一連の功績の中でも、世界で論争を巻き起こしたエピソードを持つ。またこのインタビューはアメリカ史上、もっとも視聴率をとったニュース番組でもあった。

これまで、歴代の英国首相8人と7人の米大統領にインタビューを敢行。量はもちろんのこと質の面でも他の追従を許さない根っからの職人気質。〈ダンヒル〉が掲げる理想の紳士像にこれほどまでフィットするのは彼のみではないだろうか。そんな気にさせる偉人だ。

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デーヴィット・フロスト
1939年生まれ。幼少の頃より、成績優秀で知られケンブリッジ大学へ進学。「フットライツ」に所属し、次第にメディアへの道に進む。

デーヴィット・フロストをイメージしてフイナムがアイテムを選定。
年輪が刻み込まれたまさに理想のジェントルマン像、フロスト卿。クラシックで普遍的な組み合わせがしっくりくるでしょう! オレンジのボウタイがジェントリーにキマるのも、やはり経験に裏打ちされたスタイルがあるからでしょう。うーん、渋い。
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シンプルな2Bのネイビージャケットは作りの良さが如実に現れるアイテム。広すぎず、狭すぎないスタンダードなラペル幅も今の気分にしっくり。ジャケット¥159,600
ネイビージャケット×グレーのスラックスは永久不滅的組み合わせ。ベルトループを取り除いたミニマルなスタイリングが印象的。パンツ¥34,650
サックスブルーのシャツがもたらす清涼感は語るに及ばず。スタンダードなスプレッドカラーにボウタイをオン。クラシカルな男子の理想像です。シャツ¥25,200、ボウタイ¥16,800
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使い込むたびになじんでくるカーフのブリーフケース。シンプルなディテールは、スタイリングを選ばずに重宝してくれるはず。機能的なストラップにも注目。バッグ¥148,050
紳士の腕元には時計が欠かせないのです。ダークブラウンのアリゲーターベルトがいいアクセントに。ベゼルも38mm径と取り回しやすいサイズだ。時計¥1,207,500
グレーのパンツを引き立てるなら、ライトブラウンの足元で決定。コバの貼ったUチップならコーディネートをしっかりと支えてくれるはず。靴¥73,500
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