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ハラダユウコArchive&Style Shop Press1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。www.archiveandstyle.com

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ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press

1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com

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WOOLRICH  & Abercrombie CPO SET UP

2008.11.27

フィナムブログをご覧の皆様こんにちは☆

久しぶりですみません↓↓↓
今日はやっとこ、物のお話アップします♪

写真はWOOLRICH WOOLEN MILLS社の
たぶん、推定50年代~60年代製と思われるCPOのJKT&PANTSです。

DSCN5087.JPG

DSCN5091.JPG

DSCN5093.JPG

DSCN5094.JPG


上下SET上代¥22、995ー

WOOLRICHのCPOなので、
WOOLRICHのタグはもちろん付いているのですが、


DSCN5079.JPG


(商標マークの入っている斜め向きの羊のタグなので、
1930~40年代と推定されている商標マークなし&真横向きの羊のタグよりは
新しい時代の物だと思います。)

DSCN5080.JPG

上の写真の様に、アバクロンビー&フィッチのタグも、付いていました。


DSCN5092.JPG


そして、こちらは、パンツのタグですね。

以下、写真はランダムに細部をアップしますが、
とりあえず、今日は其々のブランドのお話でも・・・解る範囲でいたします(笑)

DSCN5083.JPG


まずは、WOOLRICH WOOLEN MILLS社(ウールリッチ・ウーレン・ミルズ)ですが、
1820年代に当時25歳だった創始者のジョン・リッチがアメリカ東部を、
キャンプ旅行しながら、ファブリックや靴下を売っていたのが始まりです。

詳しいいきさつは分かりかねますが、
その後、彼が30歳になるまでに、
ペンシルバニアに羊毛工場を設立するようになり、たった数年で工場を拡大していったそうです。

DSCN5085.JPG

WOOLRICHの高品質なウールは、有用性、機能性とともに、
実用を重視した永続的なデザインによって1900年代初期には広くアメリカ全土に知られるまで、
成長を遂げ、
世界大戦時には、保温性の高い制服として寒冷地の軍兵の装備としても使用されていました。

DSCN5090.JPG

60年代以降は大学キャンパスで人気に火がつき、
製品もオールシーズンやハウスウェアなど幅広く拡げて、急成長を遂げています。
そして、今でも、
アメリカを代表するアウトドアブランドの一つとして、様々な製品を生み出しています。


と、こんな感じでブランドヒストリーを要約してみました♪

DSCN5082.JPG


それから、
Abercrombie&fitch(アバクロンビーアンドフィッチ)ですが、
今日では日本でも、通称アバクロとして、人気のカジュアルブランドという
印象の方が、強い人が多いと思います。

ですが、1892年の創業当初は、アウトドアやスポーツ用品の専門店として
スタートしています。
創業者はデイビット・T・アバクロンビー。
彼がニューヨークで、キャンプ・狩猟といったアウトドア関連用品の中でも、高品質な物だけを
セレクトして、商品として提供するという、へヴィデューティーセレクトショップの先駆け的な
お店を始めたわけですね。


その後、1900年に顧客だったエズラ・フィッチが経営に参加して、
1904年から、現在のブランドネーム「アバクロンビー&フィッチ」となっているのです。


DSCN5084.JPG

そういったお店なので、元々は男性向きの無骨な商品がメインで、
作家のヘミングウェイもよく釣り道具を購入していたというお話は有名です。

そんなわけで、当時は客の85%が男性で、残りも男性客についてきた
女性客であって、女性が一人で入るようなお店ではなかったという・・・

今現在のアバクロは、

1992年にマイケル・ジェフリーズをCEOに迎えてから方針を一変させ、
ヴィンテージ風カジュアルブランドに変身。

このカジュアルブランドに変わったのが、1992年で、
創業が1892年でもあるので、
アバクロンビーのキッズの洋服にはよく、92というロゴが使われているそうです。

そして、アメリカでは「アバクロンビー&フィッチ」の店舗は現在359店。
日本でも2009年の冬に銀座に出店計画があるそうです。
と、まぁ、アバクロのお話もこんな感じですが・・・・


DSCN5088.JPG


うちの商品に話を戻しまして、
今回のCPOの上下も
最初はアバクロがウールリッチに別注したダブルネーム商品なのかなぁ~??!
なんて推測していたのですが、
こんな風に、アバクロンビーのタグが、ダブルで付いている古着を沢山みていくと、
どうやら、どれも、タグが付いている場所なども
アバクロのタグは後付けという雰囲気なんですよね。

やはり、高級アウトドア用品店として、厳選しセレクトした商品だけを置いているという
意味合いで「SELECTED BY アバクロンビー&フィッチ」という意味のタグとして、
お店のタグを付けて、並べていたのではないかなぁ~??と
思いました。

以上が今回の物のお話です。
相変わらず推測話なので、
間違ってたら、すみません(笑)

ではでは次回も物のお話アップいたします♪


先日、お客さんにフィナムブログ辞めちゃったんですか??!って、
言われちゃいました(汗)↓↓!!!!
フレッシュ更新がんばります(笑)!!!!!!!!!

寒い日が続きますね、皆様お身体ご自愛くださいませ。

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