Missing Half - Deary days（宮沢香奈）

風邪で寝込んでいるという母親から久しぶりの電話。
父親からは弟夫妻が住む新潟に車で向かっているというメール。

一昨日の４月１３日は両親の誕生日だった。

そう。ウチの両親は誕生日が一緒。
中学の同級生で、その頃からのお付き合い。
さらには生まれてきた子供は３人とも７月生まれで、
たまたま予定日がズレたことによって、姉と弟も同じ日になった。

まさに"運命の人"

たった１０年とちょっと生きてきた中で、
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチでいうところの
"自分の片割れ"に出会ってしまったのだ。

私はそんな両親にいつも心配ばかりかけている。
仕事の心配、お金の心配、結婚の心配、身体の心配
時間の流れがゆっくりな田舎では、週末には兄弟や従兄弟が
どこかの家に集まり、常に身内の誰かの話で盛り上がり、
喜んだり、悲しんだり、心配したりしている。
いつもそこには愛が溢れている。

環境の違い過ぎる東京にいると、そういった輪に入り込めず、
煩わしいと思ってしまうこともあるけど、離れている分、
家族みんなが健康で幸せでいてくれることを何よりも願っているのです。

そんな両親に今日１つ嬉しい報告をした。
母親との電話を切った数時間後には、弟から私が大好きな
瓢湖屋敷の杜ブルワリーのビールが届いた。

家族のシンクロニシティはすばらしい。


（お米の甘みも含まれたこしひかりビールが絶品！）




あることをきっかけに、この映画のことをずっと考えていました。
同性愛をテーマにした作品だけど、それだけではない人間の原点を
現している本当にすばらしい作品。何度も観ている大好きな映画。

自分なりの解釈をすると、片割れ探しは恋愛だけに限ったことではなく、
仕事のパートナーや友達も同じなのでは？と。
一緒に仕事をして成功した相手、長年一緒に働いてきて信頼している相手、
小さい頃からずっと仲の良い人、何でも話せる相談相手、いつも困っている時に助けてくれる人

これらの全てが自分の大事な"Missing Half"なんだと思っています。



さて、正式な発表はもう少し先になると思いますが、
オランダ人建築家が手掛けるブランドを担当させてもらうことに。
出来たばかりのとってもステキなショールームで展開されます。

お楽しみに！