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シガアキオスタイリスト97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

シックスセンス

シガアキオ
スタイリスト

97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

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シンクロニシティ。

2006.04.24

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先日、エディターの久保さんから誘いの電話があり駅前で待ち合わせした。隠れ家的な村上製作所をさらに先に進んだ所にある「USONIAN DEPOT」は創作和食とワインが楽しめるダイニングバー。それまで高架下の店のイメージ、と言うか実際そうだが良く言えばアジがあり、悪く言えばシミタレた店ばかりだった。けれどココはチョット洒落た雰囲気の店。
現在店にはデザイナーと刺青の彫師とが共作した家具というのがあるそうで、それに興味があり誘いにふたつ返事で来てみた。置いてあったイスには鯉がモチーフに描かれ、描いているのは彫師でありグラフィックアーティストの方の作品そうだ(刺青自体グラフィックアートだ)。また今度ゆっくり紹介でもします。
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久保さん、オーナーの相原氏、ここを手がけた建築家の小田垣氏らと乾杯。ココのオススメは馬刺し。冷凍物ではなく九州、熊本から毎日空輸便で仕入れる生の馬肉だそうだ。それとワインを飲みながら、小田垣氏がコルビュジェマニアでコレクションの中から持ってきた写真集をペラペラ。中でもコルビュジェ自身が監修した船舶と航空機の本を見ていると「だったら何故コルビュジェが手がけた建築物や代表的な家具はスクエアなデザインばかりなのか?」というボクの素朴な疑問から、話はどんどんスピリチュアル方面へ。
しかし全員そっちの話もイケルクチ。何故かシンクロニシティやら「聖なる予言」へ話は進み、さらに深い話へ。


さてエディターの久保さんて女性。ボクをアシスタント時代から知る貴重な存在で少し年上の姉貴という感じだ。たまにしか会わないが、ふとタイミングで突然現れる面白い人。まさにシンクロニシティ(意味のある偶然)な人。
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以前、一緒に服を作ったこともある。自分自身をディフォルメしたキャラ「オレくん」というのがいた。このフィギュアを作るとかアホなことばっかだった。


それから後輩が誕生日だった。meanというブランドをやっている丹羽だ。急に誘われたので手ぶらで申し訳ない。なので幾つになったのかは知らない(失礼)
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彼は見た目も中身もとてもいい男だが、酒を飲んだら飲まれるタイプ。あまり一緒に飲むこともないのだが、彼が酔って大ケガした時、偶然居合わせたこと。それもシンクロニシティ(笑)
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昔からのサイクルで遊ぶときはとことん、引篭もるときはどっぷり、という波がある。最近は徐々に引篭もりがちな方向へシフトしつつあるが、自分の中ではそういうのも全てバランスだと考える。そんなワケで先週読んだ本2冊。「夜市」(著:恒川光太郎)と「陰日向に咲く」(著:劇団ひとり)。昨晩から読み始めた本が「」(著:甲野善紀×井上雄彦)。武術家、甲野氏とスラムダンクなどの漫画家、井上氏との対談。歴史背景に関する知識がほとんどゼロの状態で、それでも宮本武蔵を描こうとした井上さんはやはりスゴイな。
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