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シックスセンス。
2008.06.30
えー、これといって書くこともないので、コメント欄の知らない方の書き込みで思ったこと。
「シックスセンス」というこのブログのタイトルだが、ファッションのことなどボクはほとんど書かないし、日々想うことを勝手気ままに綴るだけだから、シックスセンス=第六感という表題はあながち違ってもいない。けれども、元々このタイトルはボクが考えて付けたものじゃない。
フイナムが創刊して間もなく定例を依頼され、蔡編集長とタイトルをどうするか話し合ったところ、ページ構成から「シックスセンスとかどう?」と言われ、「じゃ、それで」ってちょー適当に返事した。当時、映画「シックスセンス」なんてのも流行った後だったけど、そもそも「六つのセンス」って意味だから「第六感」などとはまったく関係がない。
で、それがそのままブログに移行して、でもブログが何かも知らないし、とにかくなんか書けばいいと言うので「じゃ、タイトルもそのままで」ってまた適当にした。なので、シックスセンス的な事がどうと言われても、ボクは第六感で書いてるわけではございませんので、あしからず。
それと同じような話しで、ライノの前身ハッスル時代にハッスルウェブというホームページがあり、そこでは今でいうブログのようなものを事務所のメンバーですでに行っていた。
そこでボクは「世界のお菓子シガール」というタイトルのコラムを書いた(今と変わらぬ日記、つまりブログだ)。ヨックモックのお菓子「シガール」を知らない人にはまったく意味のわからないタイトルだったが、実はこれも蔡さんが付けたもの。
当時はプレスの島田(現ミロックの)に、フロッピーに書き出した原稿を渡し、それを島田にアップしてもらうという、超アナログな作業だった。もちろん写真を貼るなんて難しかったから文字オンリー。当時からするとYouTubeを貼り付けるなんて夢のような話しだ。
思えば蔡さんの「代官山通信」はそれからほぼ毎日ずっと続けているのだから、改めてすごい。今でこそ誰も彼もがブログの時代。しかし業界一早いブロガーはじつはこの人ではないかと思う。
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