ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
SHANANA MIL
2011.04.21
本日は、毎度渡米の際に必ず顔を出す某スワップミートに
こちらも、必ず出店されてる、GYPSY氏が主宰するリメイクブランド
SHANANA MILのアメリカ限定仕様のプロダクトが入荷!
このSHANANA MILもとい、GYPSY氏は僕らバイヤー稼業をしている輩には
かなり馴染みがあるものの、知らない方の為に
少し当ブランド&デザイナーの詳細を。
-------SHANANA MIL--------------------------------------------------------------------
SATOSHI "GYPSY" TAKAHASHI
GYPSY氏は1962年生まれ、宮城県仙台市出身。
現在は、カリフォルニア州ロサンゼルス在住で
80年代に原宿の某古着店でバイヤーを務めた後、1987年に単身渡米。
現在もヴィンテージディーラーとして活躍する傍ら、2003年
自身が特に造詣の深いミリタリーアイテムをベースにしたリメイクを
中心とした同ブランドSHANANA MILをスタート。
僕もこのGYPSYさんのOFFICEに時々、お邪魔しては古着、バイク、アメ車等の
トピックで思い思いにフリートークをするのですが・・・・
この人の着眼点やオタク度、そしてその卓越したセンスには
ホント、タジタジになってしまう程!!
米軍払い下げのC-10に乗ってたり、ダッジのエアーフォース仕様のピックアップも
所有してたりとかなりカッコいいOYAJIなんです。
そんな氏の思いが詰まったこのフリーハンドで落書きを施したシャンブレーシャツも
勿論、ベースにUS NAVYのデッドストックのシャンブレーを使用しております。
この落書きシャツ、オリジナルとしては、アメリカ兵が戦地で思い思いに
個々のメッセージやお気に入りの標語、そして好きな座右の銘等を
自身の戦闘服に書いたのが始まり。
オリジナルの雰囲気をかなり上手く出せるのも、GYPSYさんならではの事。
だって、GYPSYさんは落書きを施された軍物を収集する癖を持ってるんだから!!
しかもGYPSY氏、他には例えば、BLOODシリーズと称して
被弾して負傷した兵隊が着ていたであろう
血の付いたシャツばかりを集めたりしてるとか!?
物によってはそのシミの付き方や染み込み方が柄に見えたり
カッコ良い付き方をしてたりするそうなんです。
そんなコアな部分に惹かれるなんて、かなりぶっ飛んでおられます。
UEMURA
※コメントは承認されるまで公開されません。