ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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THE GENUINE LEATHERS
2011.11.10
今期のVANS CALIFORNIAラインは本当に調子が良い!
前回にリリースされた、オールレザーのSK8-HIとOLD SKOOLも記憶に新しいと思いますが
あの時はマジで速攻で全てSOLD OUTを果たしました。
そして、このCALIFORNIAラインなんですが、基本的には数あるVANSの豊富なモデル群の中でも
特にクラシックなモデルのみを使い、既存のレギュラーラインとは一線を画す仕様で世に送り出す
スペシャルなラインでもあります。
イタリアンレザーを贅沢に使用したこちらのアッパーは
正に老舗ワークブーツのそれを連想させる質感で、とても好印象を受けます。
レザー特有の、ハードな側面と高級感と言ったもう一方の側面を併せ持ったブーツ寄りのスニーカー・・・。
また、このブラウンの色出しが最高にカッコイイ。
濃くも無く、薄くも無いブラウンレザーは、履き込んだ時に差が出ます。
ブーツのようにハードに履いて、ミンクオイルなんかでケアしてあげればかなり良い表情に
経年変化する事でしょう!!
かなり、育てがいのある逸材だと思われます。
フロントビューもスッキリしていて、既存のレギュラーのSK8-HIよりもオールドに近いラストっぽいので
現行のぼってりした感じが無いのも個人的には嬉しい点ですね。
そして、お次はカップリングカラーの王道であるブラック。
程良い光沢と肉厚なレザーがかなり男前なルックスです。
ブラウンレザーと同様で丸紐を標準で装備し、そんなディテールもブーツを連想させる
ポイントなのかも知れませんね・・・・。
VANSの顔であるサイドに配された、サーフラインも少し凝っております。
ワークウェアーの代名詞的なステッチワークの一つである、トリプル・ステッチを採用し
ハードな印象のレザーアッパーに負けじと劣らない仕様になっており
その細かい仕事にVANSの意気込みが伺えますね。
個人的な見解ですが、このブラックは、敢えてオイルでケアは一切せず
少し、ドライな感じで履き込む事をお勧めします。
かなり質の良いレザーを使っているので、わざとカサつかせた風合いを持たせて
履きたい感じですね。
ブーツのようなハトメと丸紐のハーモニーが本当にクールな一足です。
う~~ん、ヤバイ、、超欲しい~~!!!
UEMURA
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