スピリッツ！

植村肇
US Director

ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。

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2012.02.29

冒頭からイキナリですが・・・
ふ、降りましたね。
雪・・・。
こりゃ、寒いわけですよね。。。
一体いつになったら春が来て暖かくなるのでしょう？

本日は、そんないつまで経っても暖かくならない
こんな中途半端な季節に持って来いな、春のライトアウターをご用意しましたよ！
はい、ワールドフェイマスでアメカジ界の貴公子と言えば
M-65ジャケットが皆さんの頭の中にも直ぐに浮かぶと思います。

ベトナム戦争時代に大活躍した不朽の名作であり、また映画タクシードライバーの主役であった
ロバート・デニーロ扮するトラビスが終始、劇中で愛用したジャケットとしても有名ですよね。
鉄板にして、ド定番のOLIVE DRABの他にネイビーとカーキ、そしてブルーの三色も同時発掘に成功。

アメリカは某都市で発掘した時に店の倉庫の主人が言っていたのですが
恐らく物的には80'sから90'sにかけての製品との事。
現行のアルファ社の製品とは正に別物の雰囲気を醸しており随所にアメリカ生産だった事を
伺わせる本物の匂いが散りばめられているのが一目瞭然の逸品です！
軍に正式官給されていたオリーブやカモフラと打って変わって、ネイビーやカーキになると
かなり新鮮に見えて、よりファッション性が増すように感じます。

MADE IN USAで80's~90's当時に生産され、しかもアメリカ軍の正式サプライヤーであった
アルファ社が作っただけあって、正直、軍に官給されたオリーブやカモフラの本物と寸分違わない
品質とルックスを保持してるだけあってマジで出来が良いのが最大の特長で売りですかね。
個人的には、このカーキがマジでツボ！！
パッとみ丈の短いトレンチコートみたいに見えて、かなりオシャレに見えて相当カッコイイっす。
襟が通常のM-65よりも少し長めに出来ているので、立てて着ると言うよりは
襟を折り返して着るのがお勧めです。
一見トレンチコートみたいに見えるのもそのせいかも知れないですね。。。
ボディの厚さ的には、春先や秋口の少し肌寒い時のアウターとしてバッチリな厚さだと思います。

そして、そして、本日は更にこんなヤバイ刺客もカップリングで登場。
久々にあのSEIKO 63 DIVERと70 DIVERが入荷です。
63 DIVER、70 DIVER共に程度は抜群に良く、よくヤフオクなんかで目にする社外パーツを散りばめた
まがい物ではありません。
こちらは完全フルオリジナル・コンディションの、いわゆるバリもんで御座います！！
63 DIVERが共に84年製で、その63 DIVERの後継機種にあたる70 DIVERが90年製になります。
63、70共に市場からはどんどん程度の良い物が消えて行く一方なので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

く～～～、今日はアメリカと日本の古き良きスピリッツが宿った逸品がガツッと入荷で
もう、頭をかなり悩ませます・・・・・・。

あ～～、どうしたもんか。。。
もう、悩むのめんどくさいから全部買っちゃおうかな・・・・！！