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渡辺俊美TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16福島県出身。TOKYO No.1 SOUL SET のギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。並行してソロユニットTHE ZOOT16でも活動中。

水月デスロック

渡辺俊美
TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16
福島県出身。TOKYO No.1 SOUL SET のギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。並行してソロユニットTHE ZOOT16でも活動中。

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Vol.5 MODE

2011.10.13

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僕は缶バッチが大好きだ。
付けるのも作るのも大好きだ。最初の缶バッチ・ブームは高校2年生になる前の春休みだった(1982年)。
あこがれの原宿に始めて足を踏み入れた。
お目当ては、CREAM SODA、PEPPERMINT、A STORE ROBOT、DEP'T、CHICAGO、文化屋雑貨店、45RPM、HYSTERIC GLAMOUR等で買い物をした。
そして、竹下通りでSEX PISTOLSやTHE CLASHをはじめPUNK&NEW WAVE系や当時ブームだったJAPAN、DURAN DURAN等、NEW ROMANTICS系の缶バッチを沢山買った。
その缶バッチをCREAM SODAで買った頒布製のショルダーバックに沢山付けて新学年を迎えたのを今でも思い出す。

次の缶バッチ・ブームは国士舘大学生時代だった(1984年)。
大学生といっても、殆ど学校には行かずスパゲッティー屋でバイトをしていた。
バイト代はレコードや古着等の洋服に全て使った。缶バッチも、よりマニアックなモノを探して購入していた。
ある時、Gジャンに缶バッチを沢山付けて大学に行った時、入学式で仲良くなった北海道・網走出身の奴に久しぶりに会った。
僕は最初誰だか解らなかった。そいつは学ランを着ていた。ツーブロックだった髪型も角刈りになって、顔つきも数ヶ月前とは変わっていた。
タレ目だったのがツリ目になっていた。国士舘大学が中心に、「日本」が好きな大学生が集うサークルに奴は入っていたのだ。
そいつに僕は校舎裏に連れて行かれた。
そして、僕に
「そんな格好で来るな!国士舘にふさわしくない!」
と言われた。
たしかに僕は国士舘にふさわしくないタータンチェックのスカートを穿いてたのだ。
それ以来国士舘の鶴川校舎には行っていない。
世田谷の本校舎で退学届を出した。

その事が理由で辞めた訳ではないが、その言葉が将来を考える切っ掛けになった。
小1から高3まで我武者らに剣道を続けてきた僕は将来の事を真剣に考えた事がなかった。
教師か警察.....気付いたら自分の将来が手に取るように見えたのだ(その当時は嫌だった)。
自分を変えたい...ただ、それだけだった。

その後、原宿で店を経営するのだが缶バッチ・ブームはしばらく訪れなかった。
1995年にオリジナル・ブランド「EMANUEL」〜「DOARAT」を建ち上げる時にそのブームがまたやって来た。
缶バッチ製作機を購入し、シーズンごとにノベルティー等で配り、店頭ではカプセルトイ(ガチャガチャ)の販売機を購入して看板アイテムにした。
その次は、2004年にTHE ZOOT16の1st.アルバム「Right out!」を出した時だった。
アルバムのジャケットをデザインをしてくれた井口(THE BWOY)君のTHE ZOOT16のロゴがカッコよかったので直ぐにライブ会場の物販用に缶バッチを作った。
その後、2006年までライブ会場では前日作った出来立てホヤホヤの缶バッチが販売された。
そして、今年20011年缶バッチ・ブーム再び到来!

何か新しい事を始める度に再熱する缶バッチ。単純作業だが「職人」になった気にもなる。缶バッチの魅力は?......
小さなスペースに詰まった大きくて強い想いだ!

そこで、今回その熱いブームに乗ってプロジェクトを建ち上げました。

東日本大震災義援金プロジェクト「 MODE 」の缶バッジのデザイン募集を行います。
応募いただいたデザインを厳選して、缶バッジを制作しTOKYO No.1 SOULSETのライブ会場や関連イベントで販売します。
缶バッジの売上全額を僕の生まれ故郷・福島県双葉郡川内村下川内毛戸(20Km圏内の警戒区域 )へ除染をはじめ復興・再生の義援金として送りたいと思います。
「 MODE 」は僕生まれた地名「毛戸(もうど)」に因んで命名しました。
デザインのテーマは基本的に自由ですが、震災後に各々の頭や心の中に生まれたイメージをデザインして頂ければ嬉しいです。
因みに僕は以前THE ZOOT16BOUNTY HUNTERコラボ・缶バッチで作ったヒカル君がデザインして頂いたのをアレンジしました。
スクリーンショット(2011-10-09 15.21.53).png

応募はコチラから

たくさんのご応募をお待ちしております。
デザイン応募はお問合せフォームより、タイトルに缶バッジデザインと記入して下記事項を記入の上ご応募下さい。

【お名前】
【郵便番号】
【住所】
【電話番号】
【メールアドレス】
【デザインに対するコメントなど】


badge_size25mm.jpg
バッジサイズ:25mmのみ
※応募は実寸データ(AI,PSD,PDF,JPEGなど)にてお願いします。
参考テンプレート http://www.badge-man.net/downloads/badgeman_template.pdf

注意点1:
点線枠内が絵柄の見える部分です。実際のデータには点線は入れないで缶バッヂの絵柄を作成してください。内線枠外はプレス加工の際に折り込まれる部分で、缶バッジの側面になります。
注意点2:
缶バッヂ製作は一つ一つが手作業な為、通常の紙以上に断裁のズレがでます。是非デザイン時にそのことを考慮に入れてデザインを作成してください。

販売場所:TOKYO No.1 SOULSETライブ会場、関連イベントなど
販売価格:1コ300円(全額義援金となります)


badge_iroiro.jpg
最近製作した缶バッチです!!!ライブ会場で販売します♬



渡辺俊美