HOME  >  BLOG

Creator Blog

山田陵太freelance stylist2000年文化服装学院スタイリスト科卒業 後、ビームスにて販売職を約2年間経験。 2004年からは、スタイリスト小沢宏氏に師事し、2007年に独立。http://www.yamadaryota.com/

What else is new?

山田陵太
freelance stylist
2000年文化服装学院スタイリスト科卒業 後、ビームスにて販売職を約2年間経験。 2004年からは、スタイリスト小沢宏氏に師事し、2007年に独立。

http://www.yamadaryota.com/

Blog Menu

John Vachon

2012.04.29

このエントリーをはてなブックマークに追加

John Vachon(1914-1975)が当時は珍しかったカラーフィルムで撮影した30年代〜40年代のアメリカの風景や人々。
この時代の写真で今日、目にする物の多くはモノクロフィルムで撮影されたもの。
カラーともなると一世紀近くも前とは思えない、生き生きとした姿が鮮明に映る。
被写体の人々が身につけている衣服の詳細な部分や生地感までも見て取れる。

中でも泥だらけの少年が見につけている眼鏡、ガゼット付きのスウェットシャツやその下に着ているカスリっぽい生地のBDシャツは、ヴィンテージのマーケットでそれなりの値段で流通しているものばかり。
近年、この時代のプロダクトをモチーフとしてデザインされた洋服が、アメリカ国内外問わず盛んに造られている。

自分たちの時代の日常着や作業着が70年後のファッションのトレンドの1つとして、はたまた遠く離れた日本でもリプロダクトされている事を知ったら、当時の人々はどんな風に思うんだろうか。

photos-by-john-vachon-5.jpg
lincoln-ne-by-john-vachon-1939-1943.jpg
photos-by-jack-delano-1.jpg
times-square-photographed-by-john-vachon-in-1943-1.jpg2088275_com_increasedp.jpg
worker-at-carbon-black-plant-sunray-texas-1942-john-vachon.jpg
photos-by-john-vachon-6.jpg