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Ken Kagami Presents Three Strange Artists VOL.2 第2回・加賀美健がナビゲートする、ストレンジなアーティストたち。

2013.04.19

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アーティスト・加賀美健がオーナーを務めるショップ「Strange Store」。その店舗内にある何の変哲もないドアを「ギャラリー ドア」と命名し、ギャラリースペースとして利用し始めて2年弱。決して有名では無いものの作家性に富んだ個性豊かなアーティストをブッキングしてきました。そんな「ギャラリー・ドア」の今を知るべく、加賀美健と彼が気になるアーティストに話を伺ってきました。

Photos_Nahoko Morimoto
Edit_Hiroshi Yamamoto

まずはストレンジストアの客足について。

-以前もストレンジストアの便所のドアこと「ギャラリー ドア」でエキシビションを行ったアーティストにフォーカスした企画を行いましたが、改めて今同様の企画をやりたくなったというのは、加賀美さんのなかで心境の変化があったということですか?

加賀美: 何もないですよ(笑)

-とはいえ、少なくとも「ギャラリー ドア」でエキシビションを続けていることには理由があるんですよね?

加賀美: もちろん、続けることによって、面白い人が集まってくれるというのはあります。ただ、それが当初の目的であった集客や売上に繋がっているかというと、まったくなっていない(笑)。

-ストレンジストアは『GINZA』や『POPEYE』といった超一流のファッション誌に紹介されたりもしていますが。

加賀美: その効果なのか、遠方から足を運んでくれるお客さんもいらっしゃいます。ただ、営業時間が不規則なので、驚くような集客には繋がっていません、悲しいかな。石油王みたいな大金持ちが来てくれたら嬉しいんですけど(笑)。でも、こうやってお店を持っていることで繋がった人脈もありますし、面白い才能に出会うこともあるんです

-ということは、今回は加賀美さんが最近出会った才能をご紹介いただけるということですね。

加賀美: 才能を紹介するというよりも、世の中がお洒落な方向に向かっている気がするので、まったく異なる世界をストレンジストアならではの視点で見せていきたいな、と。そこで山本君(フイナム)に声をかけて、おつゆちゃんとSONY SIMIZU君、mahiSasaMvara君を招集したんです。

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