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最高の音質を纏い生まれ変わる、渋谷慶一郎『ATAK000+』。

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2011.09.30 11:20

keiichiroatak000.jpg


先鋭的な電子音響作品を数多く発表する音楽レーベル「ATAK」を主宰する音楽家、渋谷慶一郎のファースト・アルバム『ATAK000』が、DSDリマスタリングと新曲2曲を追加した『ATAK000+』として再発がスタートしました。


2004年のアルバム発表時、評論家の佐々木敦にして「電子音楽の歴史すべてを統べる完璧な作品」と評されるほど、渋谷氏のその後を決定づける契機ともなった『ATAK000』。前作のピアノ・ソロアルバム『ATAK015 for maria』で駆使された最新技術「DSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)レコーディング」を用い、現在可能な最高音質の仕上がりを実現しています。


また、「ATAK」では廃盤となっている作品を含めた過去カタログを、iTunesやAmazonなどのデータ配信サービスで再発することが決定。渋谷氏はこれを「音楽のアーカイヴの場所がCDからデータ配信に変わった」とし、過去作品のデジタル・アーカイヴ化に強い意欲を示しています。


なお、フイナムでは渋谷氏とこちらのブログでもお馴染み、オノセイゲン氏の濃厚対談を近日公開予定。上でも触れた今話題の「DSD」についてもがっつり語っていただいていますので、そちらも是非楽しみにしていてください。

Text_Yohei Kawada


Keiichiro Shibuya 『ATAK000+』

atakcover.jpg

01. 1'11+
02. 1'55
03. 4'49
04. 5'51
05. 5'18
06. 4'12
07. 4'13
08. 4'37
09. 5'32
10. 5'10
11. 4'33+


atak.jp/data/ATAK000+

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