HOME  >  CULTURE  >  NEWS

CULTURE_NEWS

  • OLD
  • NEW

写真家中川正子の見た新しい世界とは? 初の単独写真集「新世界」発売。

このエントリーをはてなブックマークに追加
2011.12.21 21:00

masako001.jpg


瑞々しい感性をもとに、世界を美しくそして真摯に切り取る写真家、中川正子。フイナムでは過去にフォトギャラリーに協力していただいたり、こんなのを撮っていただいたりしておりました。これまで数々の共著を出してきた彼女の、初の単独作品集「新世界」が発売されます。


雑誌や広告、ポートレート等、写真家として幅広く活躍する傍らで、出産、大地震という二つの大きな経験をした中川氏。その経験を経て見るこの世界は、あらゆるものが変容したといいます。彼女のブログでも、その心情の変化がリリカルな文体で綴られています。


masako002.jpg

最新作「新世界」には、昨年4月の出産以降に撮影された写真約40点が収録されています。その写真に宿る決意や意志の強さなどには、素直に前向きな気持ちにさせられ、私たちも日々新しい世界を生きているということに、あらためて気付かされます。あなたの生きる「新世界」は? ここには、そんな彼女からのメッセージも込められているのではないでしょうか。


masako003.jpg


そして、写真集の発売を記念して、1月13日より東京・青山のギャラリー「valveat81」にて同作品の展覧会も開催となります。会場では、写真集「新世界」が先行販売されます。だいぶ早く手に入る機会ですので、こちらもお見逃し無く。

Text_Ryo Komuta


中川正子写真展『新世界』
日時:2012年1月13日(金)~1月21日(土)12:00ー20:00
会場:valveat81
住所:港区南青山4-21-26 2F
電話:03-6406-0252
www.valveat81.com


中川正子写真集『新世界』
著者:中川正子/寄稿:加藤直徳/装丁:尾原史和 
仕様:225×280mm、88ページ、上製布貼/定価:¥3,780
発行:プランクトン
2012年1月23日発売


中川正子(なかがわ・まさこ)
津田塾大学在学中にカリフォルニアに留学。写真と出会う。帰国後山路和徳氏に師事。自然な表情をとらえたポートレート、光る日々のスライス、美しいランドスケープを得意とする。日本、世界を多く旅し、撮影で訪れた国は18カ国70都市以上。2010年4月に男児を出産。写真集に「旅の響き」(宮沢和史氏と共著 河出書房新社刊)、「ふたりぶんのしあわせ」(カサイミク氏と共著 ピエブックス刊)、「通学路」(PLANCTON)などがある。

CULTURE NEWS TOP

  • OLD
  • NEW