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バーバリー タイムピースについて、坂田真彦が語る。

2011.11.15

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バーバリー タイムピースに見る、バーバリーの美学。
burberrytime2-01.jpg

46ミリの大きめフェイスが特徴。ヴィンテージ加工が味わい深い表情を演出。(左から)BU7808 ¥77,700 、BU7810 ¥85,050、BU7811 ¥85,050、BU7809 ¥85,050

―今回ご紹介する〈バーバリー タイムピース(BURBERRY TIMEPIECES)〉の「BRIT」シリーズも、〈バーバリー〉の代名詞であるトレンチコート同様にミリタリーのテイストを取り入れています。まず、ご覧になった感想を教えてください。

坂田:近年、ミリタリーウォッチというのは大きなトレンドになっているとは思うのですが、携帯電話の普及もあり腕時計を必要としなくなってきているこの時代において、重要なのはファッション性になってくると思うんです。そういった観点で見ると、トレンドのど真ん中をうまく突いている感じはしますね。それでいて男が好きそうなディテールも盛り込まれている。

―ディテールというのは具体的にどういった部分でしょう。

坂田:ヴィンテージ加工であったり、マットなブラックであったり。フェイスのサイズやデザインでファッション性を立てながらも、男臭いアレンジが施されていますよね。

―ベルトに〈バーバリー〉の代名詞であるチェックをあしらったタイプに関しては、いかがですか。

坂田:誰もが知っている〈バーバリー〉のチェックは、視覚的な安心感にも繋がると思うんです。プレーンなスタイルのアクセントにもなりますし。ただ、こういったファッションウォッチにおいても、針穴をレザーで補強していたり。ミリタリーバッグなどで見られるディテールを、上手にアレンジしている。

burberrytime2-02.jpg

―ファッションウォッチとして前提を踏まえながらも、ブランドとしての歴史や強みを随所に感じさせてくれる。

坂田:デザインの処理の仕方とか、落とし込み方が絶妙なんですよね。クリストファー・ベイリーのディレクションが行き届いているというか。

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